子どもたちを実家に預け、朝からバイクでツーリング。
浜名湖を1周し、弁天島でうなぎを食べて帰ってきた。行きは高速、帰りは山中のワインディングロード経由。
バイクに乗ったといっても、ダンナの後ろにのっかってのタンデム走行。私はひたすら景色を眺めていた。
しかし、バイクは寒い。車と違って、直に風を受けて走るのだから当然だけど、本日の最高気温は12~13度。少し山に入れば10度を切るわけで。
セーターの下に山登り用の下着を着て、風を通さないダウンジャケットを着ていても、身体は冷える冷える。ほんの10分ぐらい乗るなら気分がいいのに。
寒いだけでなく、風との闘いでもあった。時速80キロを超えると、すさまじい風圧。台風の風にさらされているようなものだ。それなのに恐怖感はなかった。実は、車で高速道路を走っていると、時速80kmをこえたあたりから、言いようのない恐怖感に襲われるのだが、バイクではそれがない。直接空気を感じながら走っているせいか、運転手の背中で前が見えないせいか、それは定かではないが。
くねくね曲がる山道では、バイクを右に傾け、左に倒し、という具合で走っていくが、それはむしろ楽しかったかも。(たぶん運転手は大変だったと思う。←ふだんより総重量が重いから)
バイクで嬉しいのは、車酔いがないこと。
そしてもうひとつ、睡魔をあなどってはいけない。うっかり眠りこけて身体から力が抜けると、ブレーキがかかったり、急激にアクセルを開いたときに、座席から落ちる。すなわち命の危険があるということで。
でも、後ろの席は風景を見る以外に何もすることがないし、風とヘルメットのせいで会話もできないしで、ちょっと疲れが出てくると、どうしようもなく眠くなる。
冗談ぬきで「寝るな、死ぬぞー!」の世界だった。
そういう時はまめに休憩を、てことだね。トイレも近くなるし。
無事に帰ってこれてよかった。
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