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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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ノーベルロードを歩く

ミーハーなもので、先日ノーベル賞受賞者が出たというので、母友と誘い合わせて、名古屋大学で記念館めぐりをしてきた。大学側も良くしたもので、過去の受賞者の展示施設も合わせて「ノーベルロード」というものを設置していた。一般人も無料で見学ができる。(土日祝日はお休み)
(クリックで拡大できます)
主要施設はこの3つ。詳しくは→
・赤崎記念研究館 
・ES総合館内・2008ノーベル賞展示室
・野依記念物質科学研究館

研究内容については難しすぎて理解は追いつかないが、そこら中にあふれる科学マインドに酔った。自然の原理を解明しようとする試み、新しい製品を生み出す試みはとても大変そうだけども面白そうだなと。今更だけども、高校生の時に、本気で数学に取り組めばよかったのかもしれないとわずかに後悔する(理科系の科目は大好きだった)。





せっかく広大な学究の場所に来たのだからと、他にも一般公開されている施設をまわる。
その一つが「減災館」。もうひとつが大学附属の博物館。
減災館は防災研究に特化した施設で、何がスゴイかというと地下と屋上に仕込まれた免震設備ではなく、屋上の免震設備を利用して建物全体を本当に揺らすことができる、つまり建物そのものが地震の実験に使えるという点。これまで地震を体感するといえば、まあ、地震車ぐらいしかなかったと思うのだが、それをまるっと建物ひとつを使って地震の実験ができるという。(ただし消費電力がものすごいらしい)
見学に行った日はたまたまバックヤードツアーを開催しており、運良く見学の集団の中にまじることができ、実際に床下と天井を見て回ることができた。貴重なものを見せてもらった。

減災館の地下。
巨大な十字型ベアリングが建物を支えていて、
地震の時には揺れに合わせてタテ・ヨコ・ナナメ自在に動くのだそうで。


博物館は、研究のために保存してある資料の一部を一般に公開している施設で、珍しいものがたくさん。また、特別展として「絹谷幸太 創知彫刻」展が開催中だった。これは実際に石に触れたり叩いたり、石の出す音に耳を澄ませたりして感触を楽しめる企画展示。実はこの手の展示は大好物。

どこも決して派手な展示ではないし、興味のない人にとっては特に面白みもないと思う。
ただ、自分にとっては施設全体に「知識を究めたい」という空気が漂っているのが楽しくて、大学っていい場所だなあと、やたらに刺激を受けて帰ってきたのだった。





左はES館内にある「2008ノーベル賞展示室」内の展示。ヒッグス粒子を検出する装置をレゴで再現!

右は「野依記念物質科学研究館」内の展示。分子モデルの展示が妙にお洒落。
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