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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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プチお出かけ

平日にダンナが休みをとったので、バイクにのってプチ旅行。

本日は、中仙道は馬籠近辺をうろうろしてきた。馬籠といえば、中仙道の宿場町のたたずまいを残す町として有名で、風情はあるが土産物店や駐車場も多い。大正村の雰囲気に似ているかな。
そこはパスして、バイクを山奥へと乗り入れる。目指すは、富士見台高原。かなりマイナーな場所だが、中央道の恵那山トンネルの真上にある高原といったら、分かる人には分かってもらえるだろう。
標識に従って山道に入り、それからワインディングロードを走ること役40分。いくらバイクで乗り物酔いはしないといっても、かなりしんどかった。
当たり前の話だが、バイクの後部座席には背もたれもシートベルトもない。捕まれるのは座席後ろの持ち手と、運転手の上着ぐらい。それでいて、減速・加速の際のGは車と同じようにかかるのだから、しっかりどこかに捕まっていないと、後ろに飛ばされそうになったり、運転手に体当たりすることになる。また、きついカーブでは車体をそれなりに傾けるから、やはりずり落ちないようにふんばらなくてはならない。
終点の山小屋に着いたときには、体中がこわばっていた。
そのコリをほぐそうと、山道を少し散歩した。標高1700メートルだというその場所は、森林限界を越えていたようで、一面クマ笹だらけ。笹の中ではしきりとウグイスが鳴き交わし、それとは無関係にカッコウが高らかに鳴いている。正直言ってうるさいぐらいだ。
尾根のほうへと登ってゆくと、視界が開け、山の間に中津川市街を見下ろすことができた。しかし、かなたにかすんで見える市街地以外は、クマ笹に覆われた斜面と空と雲ばかり。実に静かで壮大な眺めだった。

山を下りると、やはり馬籠はパスして、少し離れたところにたつ蕎麦屋へ。信州にきたら蕎麦を楽しまなくては。「すいき」という、山菜のお漬物をのせた蕎麦をいただいた。山菜はもちろん、つゆも蕎麦も嫌味のない味で、美味しかった。
その後は、子供たちの下校時間に間に合わせるべく、ひたすら走る。こういう時に限って、ややたらと「工事中につき片側通行」にでくわす。雪が解けたので工事シーズンなんだろうか。
幹線道路には大したワインディングロードはなかったので、眠気防止もかねて、バイクの後ろでいろんな事を考えた。不思議なことに、移動中の乗り物の中は、考え事にぴったり。停滞や堂堂巡りをせず、いろんなアイデアが浮かんでは流れてゆく。これで、例えばショートストーリーがひねり出せたら、儲けものなんだが、そこまでは都合よく行かないのだった。
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