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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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丹後の旅2006 前半

今年の夏は、娘の強い要望で、再び丹後半島へ。海がきれいなのだ。

戻ってきて、さて旅のレポートを…と思って、はたと気がついた。昨年の丹後旅行記をアップしてないぞ!
ということで、順序良く(?) 昨年の記録から書きます。

↓丹後の旅2006 前半

~日本海に沈む夕日を求めて丹後半島・前編~
8月4日・前半
〈なかなかたどりつけない海水浴場〉

朝の4時半に出発。理由はなんと、遠いからではなく、5時までにインターに入れば深夜割引がきくからだとダンナは言った。名神高速に乗り、神戸の手前で舞鶴若狭道に入り、さらに京都縦貫道で北上し、7時半ごろに丹後半島に到着。

まずは、日本有数の名所、天橋立を見物。しかし。橋の近くに車を止めようにも、駐車場はまだ営業時間前。それで橋の北側にまわって時間をかせぎ、山の中腹にある展望所までロープウェイを使って上った。
そこは、かの有名な「またのぞき」の名所。天橋立をさかさまに見ると、まるで天に橋がかかっているように見えるらしい。


〈正位置〉



〈逆位置〉

どんなもんでしょう?
「神が通う天のはしご」だそうで。


壮大な景色だとは思ったが、あいにく早出の副作用とでもいうべき、頭痛と低血圧に悩まされ、景色を楽しむどころではなかったというのが事実。残念。


次は半島の東側を海沿いに走り、「伊根の船屋」を見に行く。船屋というのは、船のガレージ付き家屋とでもいうべきつくりの家で、ほとんど海面に突き出して作られた家の下に、船を格納するスペースがある。湾ぞいに広がる伊根の集落には数多くの船屋が残っており、独特の風景を作っている。
ダンナはここでカメラを取り出し、何度もシャッターを切っていた。空ではしきりとトンビが舞っている。漁のおこぼれを狙っているのだろうか。ドライブインの中の公園には「トンビに注意。弁当を狙われます」という意味の看板があった。

伊根を出ると、次は丹後半島の先端、経ヶ岬の灯台へ。お目当ての海水浴場にちっとも到着しないのでイライラして不機嫌きまわりない息子をなだめつつ、急な山道をのぼって灯台につく。特に目玉はないけれど、海の向こうは朝鮮やロシアなんだなぁと思う。距離で言ったら米国なんかよりずっと近い。でも政治的には遠い国。

灯台の見学を終えて、ようやく本日のメインディッシュ目的地、テンキテンキ村近くの後ヶ浜キャンプ場へ。一度聞いたら忘れられない妙ちくりんな名前だが、昨日今日ついたものではなく、昔かられっきと存在する地名らしい。
またその昔、後ヶ浜には聖徳太子の母である穴穂部間人(あなほべのはしひと)皇后が訪れたことがあり、皇后は村人のもてなしを非常に気に入り「間人」の名をかの地に与えたのだとか。村人たちは恐れ多い名だと、漢字は「間人」のまま、皇后がこの地を「退座」したことにちなんで「たいざ」という読みにして地名にしたという。浜には幼い聖徳太子とともに立つ皇后の像がある。

これでやっと海につかれると思ったが、その前に腹ごしらえ。キャンプ場の斜め前に旅館兼料理屋があり、そこで昼ご飯。魚料理の定食は種類が豊富。味はまずまず。エネルギーを補給したら、朝から続いていた頭痛がようやくおさまってくれた。これで海水浴を楽しめる。
海水浴場前のキャンプ場に車を乗り入れ、テントを張る。真夏の午後二時すぎの砂浜はヤケドするほど熱い。 たたらをふみつつどうにかテントを組み立て、マットを敷いて更衣室とする。テントの中はたちまちサウナ状態。もう少しキャンプ場を考えれば良かったと後悔しつつ、汗だくになって水着に着替え、目の前に広がる海へGO!

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