びおら弾きの微妙にズレた日々

彦根へ出かけてお城を見ず

長かった雨が止んで梅雨明け宣言が出された週明け、少し足を伸ばして彦根まで行ってみた。
「彦根→彦根城→井伊直政」くらいのイメージしかなかったのだが、実際に足を運んで見れば、そこは江戸時代初期から栄えた城下町であると同時に、中山道の通る交通の要所。見事な町並みが残っていた。


〈滋賀中央信金銀座支店。景観重要建造物に指定されている〉


高速を降りて彦根城の方へ走る。お城の前を曲がるとそこは城下町。ただし観光用に整えられた「キャッスルロード」。ダンナ氏はひとこと「きれいすぎてつまらん」。

さらに車を走らせると、期待通り昭和の香りただよう通りが出てきましたよ。車をパーキングに入れて(なんと昼間は200円打ち止め)、あたりを散策。



左の写真は平和堂(スーパーマーケット)。うちの近辺の平和堂は洒落たイメージがあるのだが、本拠地に建つこの店は渋いというか、歴史を感じさせるというか、まあそんな感じ。
右の写真は、閉店しているっぽい骨董品店のショーウィンドウ。ダンナ氏の実家にもよく似た品々がありましたなぁ。

シャッターに「閉店のお知らせ」が出ている店も少なからずあったが、専門店の並ぶ商店街はしっかり生きていた。書画や骨董を扱う店も多く、文化レベルが高そうに感じられるのはやはり京都が近いから? 特に気になったのが「結納品」を扱う店の多さ。未だに結納の習慣が生きている土地柄のようだ。
そしてお寺が多い。犬も歩けば…というレベルで多い。そのためか門前にこんな注意看板を立てているお寺も。

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せっかく彦根に来たのだからお城を見ようと思い、暑い中、お堀を目指して歩く。橋を渡り、彦根東高校(ググってみれば偏差値67!)の横を歩き、表門まで来たところで、入場料が800円だと知る。時計を見ればもう午後の4時。お城の内部をゆっくり見るには時間が足りない。見るからに名古屋城よりも見どころが多そうな城内、駆け足で巡るにはもったいない。
そこで引き返し、街歩きの続きをすることになった。

後半戦はさらに古い時代の景観が残されている「花しょうぶ通り」を歩く。昭和、大正を通り越し、江戸時代の趣を味わえる狭い通りだ。



実はこのあたり、城下町の一部ではあるが、一本隣の通りへ移動すると、スナックやキャバレーが立ち並ぶいかにも昔の色街。こういう店は時代が変わっても需要はあるよなーと思いながら歩いた。もっとも現代の20代~40代はそんな遊びはしないのだろうけど。

そこからほど近いパーキングに戻ってくれば、歩いた歩数はおよそ8000歩。距離換算で5.8キロ。のんびりするはずの休みだったけど、よく歩いたなあ。