今年も娘さんと行ってきました、ネコ祭り。
久しぶりに太陽が顔を出したのもあって、ものすごい人出と熱気。会場は微妙に広く散らばっているので、無料回遊バスを利用しつつも歩く距離は多く、良い運動になった。
メインとなる瀬戸蔵と文化センターでは、本格的なネコ作家の作品展示&販売部屋やネコ作品の人気投票コーナーがあり、尾張瀬戸駅から東にのびる商店街ではイベント広場ほか、手作り猫グッズを売る露店が出ていたり、さまざまなパフォーマンス、体験コーナー、瀬戸焼きそばやおやつの屋台などなど。客層は家族連れメインで、せともの祭とは違った賑わいがある。
猫メイクは毎年大人気で、長い長い順番待ちの行列に加われないでいたのだが、今年は整理券方式で、待ち時間の間に展示作品を見ることができたので、ストレスなく念願の猫メイク(娘のみ)。
会場中、ネコだらけですよ。ネコの人形、ポストカード、手ぬぐい、クリアファイル、アクセサリーなどなど。コップの縁ネコさんとか、ビスクドールのネコさんとか、それはもう魅力的で、財布のヒモをどれだけ引き締められるか精神力を試され……結果、完敗。
というわけで、今年の収穫は
各猫作家さんの展示部屋で
- 鳥獣戯画をネコで表現した作品のポストカード(小澤康麿→作品サイト) すごいキュート。
- 来年用のネコカレンダー(山口マオ→作品サイト)独特の線が面白くて、これなら一年間楽しく付き合えるかと。
- そして……
アタゴオル玉手箱1(ますむらひろし)
最初は、宮沢賢治の「やまなし」をコミカライズした作品が目に入り、「これは!」と気になり、続いて読みやすそうな、それでいて幻想的な不思議世界を予感させる「アタゴオル」を見つけ、迷いに迷ってアタゴオルを選択。本に呼ばれた気もする。ラッキーなことにどの部屋にも作家ご本人がいらして、カレンダーと本については、サインを頂くことができた。恥ずかしながら、どちらもその場で「これは買いだ!」と直感したもので、どんな人がどんな思いでそれらの作品を作ったのか、予備知識はゼロ。なので、サインをいだくときも「一見さんでごめんなさい」と心の中で思いつつ、帰宅してからネットで検索して「ふぉぉ……」と驚くばかり。良い買い物だった。
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