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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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新美南吉の里めぐりin彼岸花シーズン

今年は彼岸花の盛りが早くて、10月に入るともう、次の主役をはる金木犀の香りが漂い始めていたりする。

先週になるが、彼岸花で有名な新美南吉記念館のそばを流れる矢勝川のほとりを見物しつつ、南吉が暮らした跡地をめぐってきた。
シーズンということで、サイクリング用自転車はすべて出払っていたものの、代わりに観光ポイントを周回するバスが出ていたので、それを利用しつつ、南吉が生まれ育った岩滑周辺を散策してきた。
のどかで素朴に自然と触れ合える土地だというのが伺えるのと同時に、良くも悪くも保守的な土地柄に違いないとも強く感じた。病のためとはいえ、南吉の東京生活が短かったのが惜しまれるなぁ。

今回のルート
知多半田駅→(バス)→新美南吉記念館(今回は見学してません)→矢勝川堤防→南吉の生家→民家をリノベーションしたいい感じのイタメシ屋さんでランチ→カブトビール工場跡(古い赤レンガ工場)→(バス)→ミツカン酢の博物館→知多半田駅。

バスを利用してはいるけれど、基本は歩き。天気が良すぎて、途中のコンビニで日焼け止めクリームを買わなくちゃいけなかったほどだった。


矢勝川の堤防。たまに混じる白彼岸花がいい感じ。
ここまで彼岸花が咲き揃うのなら、
いっそ花の迷路を作って「ゴンを探せ」
などの企画を立てたらいいと思います。

実は彼岸花だけでなくマツバボタンも見事です。

南吉生家の表と中。ふすまの左側が義母が切り回していた下駄屋で、
右側の小部屋が南吉の執筆部屋。

旧カブトビール工場だった赤レンガ建物。
明治31年竣工、北側の壁には機銃掃射の弾痕が残ってます。
左側写真の最上階の窓、右側はステンドグラスになってます。
なんかステキ。明治村に移築してもなんら遜色ないくらい。
でも近くで見るともうレンガがぼろぼろに崩れかけていて、確かにキケン。
近々改修工事が始まるそうです。
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