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びおら弾きの微妙にズレた日々

旧愛岐トンネル探訪記

11月も紅葉も終わりにさしかかろうかという秋の日、秋の公開日に合わせ、友人たちとトンネル見物をしてきた。天気は上々の小春日和。風邪が治りきらない状態で出かけたため、寒さ対策をしてヒートテックを着ていったのだが、暑すぎて途中で上着をぬぐことに。



このトンネルは、かつての国鉄中央本線、多治見-定光寺間の一部。1900年~1961年まで使われていた。場所的には高蔵寺ニュータウンのさらに東、玉野川をすぐ下にのぞむ、急な崖ぞいにある。現在の中央線はもう少し上に掘られたトンネルの中を走っている。

明治時代に作られたとあって、見事なレンガ造り。トンネルだけでなく、暗渠や橋の支えなどもすべてレンガで、廃線後、しばらく自然の中に放置されていたが、市民の手で発見・保存作業が行われ、今では年に二回、春と秋に公開されている。



落石よけの鉄骨は、古いレールの再利用。
道のすぐ反対側には玉野川(庄内川)。
ちょうど紅葉の真っ最中で山の景色は賑やか。



公開部分は、定光寺駅側から約三キロの部分で、トンネルは4つ。中の明かりは目印程度でしかなく、しっかり暗い。懐中電灯は相手に自分の居場所を知らせする意味でも大事。そうでないと、ぶつかったり、撮影作業中のカメラの三脚に足を引っかけてしまったり、トラブルのもとになる。
とはいえ、トンネルの中にはいくつか仕掛けがあって、ちょっとしたアートがおいてあったり、スピーカーで汽車の音が流れるようになっていたりしている。トンネルとトンネルの間に出ると、見事な紅葉が見えるし、谷川を横切る場所では、小さな滝と水車のセットも見物できるようになっていた。ミニコンサートやマルシェも開かれており、土日はかなり賑わいそうだ。

トンネルのさらに下には「玉野古道」という山道が通っていて、帰りはトンネルはくぐらず、そこを歩いてみた。というのも、廃線跡なので地面には線路の砂利がそのままのこされていて、けっこう歩きにくいのだ。しかし、山道も景色こそ絶景だが、木の根っこやくぼみが多く、やはり足場は悪いままだった。

ただでさえ距離があるのに、さらに歩きにくい道のおかげで、疲労度は半端ない。出発点の定光寺駅まで戻ってきたときにはもう足腰がヘロヘロだというのに、山の中(定光寺公園のとなり)の駐車場までは、延々と上り坂がつづく。とてもじゃないが歩いて登れる気がしない。

というわけで、道の途中にあったカフェのありがたいこと! 例えるならRPGでバトルした後に立ち寄る宿場町の宿そのものですよ。しかもそこは薬膳茶を出してくれるお店で、ぐったりお疲れ&風邪で死にそうになっている身にうまみと滋養がしみ込んだ。



オーダーしたのは
紅花入りのオレンジエード

滋養あふれる木の実をかためた薬膳げんこつ飴。

これを頂いた翌日、嘘のように体が軽くなり、ウォーキング効果もあいまって、風邪の8割は去っていった。ウソのようなホントの話(ただし、いっしょに歩いた友人に移ったという説もある)。
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