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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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本州を縦断…いや、横断かな? とにかく輪切りにする旅 その2

二日目の話に入る前に、お犬様を連れ歩いた感想を。

出かける前は気がかりなことが多かった。トイレの場所やタイミング、吠え声がうるさすぎないか。水分不足になってないか、暑さで体調を崩さないか。
しかし、犬は人の気遣いを知ってか知らずか、車の中に居るときは比較的機嫌がよく、粗相することもなかった。まめに外を歩かせたせいかもしれない。それに人間といっしょにいることが苦になるどころかものすごい嬉しいらしい。
ケージには入れなかったので犬は好きに車中を移動し、目覚めているときは誰かの膝の上、眠くなったら後部座席の子どもたちの足元でゴロゴロしていた。退屈になったら犬を構えばいいので、面白かったが、おかげで車の中が毛だらけ。なにしろポメラニアン。アレルギーを持っていたら悲惨だったろうと思う。
臭いは前日にシャンプーをしていったせいか、さほど気にならなかったが、これはきっと慣れてしまったからに違いない。だんだん日常が犬に侵食されてゆく……。

いろいろあったが1〜2歳児を連れ歩く手間に比べたら楽勝♪ 犬のほうがそれなりに意思疎通もできるしね。

二日目(神岡〜富山〜氷見)
実はこの日がメーンイベント。山中にある、義父の残した負(?)の遺産のお片づけ。実際に動くのは家人と家人の家族なので、嫁である自分と子供たちは言われた仕事をこなしていればよい、という気楽さ。

半日作業したあとは、一路富山、さらに氷見へ。神岡から富山へは41号で1時間くらいで行けてしまう。神岡はすでに北陸の一部かもしれないなぁと思ったり。
県境を超え、市街地が見え出した頃から空気は急速に「街」な感じに。おなじみ「Mック」や見慣れたドラッグストア、スーパー、衣料品店のの看板が。富山市街にしても、その先の氷見市街にしても、「何でもあるなぁ」と家人が何度もつぶやいていた。

夕食はきときと寿司で。北陸では有名な回転寿司のチェーン店ということで、実際、名古屋方面では見慣れないネタや飾り付けが多く、北陸らしいネタが多かったように思う。ホタルイカの軍艦巻きはナイスだったし、白エビはとてもあっさりした味わいだった。大人二人中高生二人で6000円ぐらいだったので、値段的にもいい感じ。
次はお風呂。氷見には温泉が多いので、すぐに入れるかと思ったら、実は温泉旅館ばかりで、日帰り入浴可の宿を見つけるのにちと手間取った。海のすぐそばにあるせいか、温泉のお湯はしょっぱかった。
道の駅氷見で落ち着くと、男子チームは目の前の波止場で夜釣りを始めたが、あまり釣れなかったらしい。
ここでも夜は蒸し暑く、寝苦しい夜だった。


三日目(氷見〜能登島〜千里浜なぎさドライブウェイ〜東海北陸道に乗って自宅へ)
すっかりお疲れの三日目。用事は終わっているし、多少は釣りも楽しんだのだからすぐに帰路についてもよさそうなものを、家人は帰宅前にもう一遊びするつもりで、車を北へと走らせる。

ちょうどよさ気な場所にあったのが能登島。それまでそんな島が能登半島の真ん中にあるとは知らなかったが、行ってみると水族館あり、有料の大きな釣り公園あり、美術館併設の道の駅あり、家族旅行村あり、と観光に特化した島だった。さっそく釣り公園へ向かったが、残念ながらお犬様禁止。となりの水族館も当然ペット連れ禁止。仕方がないので車に戻り、違う釣り場を探す。具合のいいことに、非常にひなびた小さな釣り公園が近くにあった。ここはトイレと小さな売店がある程度で、お金は取らず、犬でも人でも自由に釣り場を歩き回れる。うちのような家族+犬連れにはちょうどいい。

桟橋から海中をのぞいてみると、生まれて間もない小魚がいるわいるわ。いっそ網でひと救いしたいぐらい。でも大きな魚は見当たらず、小魚目当てに大物が来ればラッキー。少し魚と遊んで釣り餌を消化すればいいか、という気分で男子チームが釣りを始める。
女子チームは犬の世話をしつつ木陰で休憩(笑) 海風に吹かれながらお菓子食べたりお茶を飲んだり。

一時間後。男子チームの小さい方、つまり息子が大物を釣り上げた。25センチのコノシロ。そいつは半日後、塩焼きとなって息子の口にはいったわけだが、さっぱり釣果のあがらなかった家人に言わせると「サビキの神様にはかなわん」らしい。

昼食は道の駅「なかじまロマン峠」で、中島菜を練りこんだ緑色のうどんをいただく(ヘルシーそうだけどちょっと青臭かったかも)。その後半島の反対側へ出る。車で乗り入れられる超長い砂浜があるらしい。それが、千里浜なぎさドライブウェイ。


(一応砂浜走行中の写真を車内から撮ってみた。
ダッシュボードが邪魔ですみません)

これまで自分が所有してきた車はさまざまな悪路を走らされて「戦うサニー」とか「戦うプリメーラ」とか言われてきたけど(今持ってるのはリバティね。後部座席を倒すとベッドになるやつ)、砂浜に乗り入れたのは初めてだなぁ。
もちろん、「ドライブウェイ」と名前がついているくらいだから、いくら砂浜でも自動車走行が可能なようにきちんと整備されているし、「制限時速30キロ」なんて標識も立っている。あ、あとは「追い越し禁止」の標識を初めて見た(「はみ出し追い越し禁止」とは違うよ。詳しくはココ→http://paint-custom.seesaa.net/article/26588793.html)。昔、自動車学校の講師が「はみ出し追い越し禁止はよく見かけるが、真正の『追い越し禁止』は見たことかない」と言ってたのを思い出した。

車窓から見るなぎさは、荒波を楽しむ海水浴客がぽつぽついて風情があったけど、郷愁にひたるには移動スピードが早すぎた。

そうしてようやく帰路へ。
の前にドライバーがすっかりバテてしまったので、国道8号沿いにある道の駅「めるへん小矢部」で休憩。自分が運転してもいいんだけどねー。よほど信頼がないのか、ハンドルを握らせてくれない。たぶん私の運転を見ていると家人の寿命がどんどん縮んでゆくのだろう。
めるへん小矢部は設備が充実していて、足湯やコインシャワーがあったり、屋外には策で囲ったドッグランが整備されてる。車中泊するにはもってこいの施設。

って、次の旅も車中泊なのか? 
……たぶん。だって犬を連れて行けるし。

これでおしまい。
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