渋い？ 渋いでしょ

本日は職場の女子会。
愛知学院歯学部の裏にある寿司屋まで出かけて、ランチを楽しんできた。

その帰り、わざわざ名古屋まで出てきたのだからと、徒歩10分の日泰寺でお参り。名古屋育ちでありながら日泰寺に足を踏み入れたのは初めてで、このお寺の名前の由来がタイ王国にあると知り、驚き。（日本＋タイで「にったいじ」）平日でしかも火曜日だったため、参道のお店はほとんどが定休日で、境内は閑散ととしてたが、広々とした空間と静かな空気が心地よかった。ちゃんとお線香をあげてきたし、ご利益あるかしら。

次に立ち寄ったのが揚輝荘（ようきそう）。
松坂屋初代社長が構築した別邸だそうで、現在迎賓館のある南園は改修工事中につき立ち入れなかったが、赴きある庭が広がる北園は無料で見学できた。まわりをマンションに囲まれながらも、この庭園には樹木が鬱蒼としげり、池にかかる橋や茶室が幽玄の世界を演出している感じ。
名月の季節には、ここでお月見会が開かれるという。行きたいけど、その日は仕事が休めないのよ〜(T_T)

この女子会、「女子」というにはやや平均年齢が高く（ぷっちゃけ自分が一番若い）、孫の話で盛り上がれる人も混じっているが、内容は間違いなくガールズトークで、美味しいお店の話、ダイエットの話、職場の男性たちに関するうわさ話（職場を去った人たちの昔話も大々的に暴露）で盛り上がる。

「おばちゃんはこれだから」と思わず、聞き耳を立てていると、まるで人間関係スキルの教科書を聞いてるよう。人に好かれるタイプ、困ったさんのタイプ、どんな行為がＮＧで何が喜ばれるか。トラブルを未然に防ぐ方法。色んなお役立ち情報が入ってくる。
昔から人はこうやって自然に処世術を身に着けてきたのだろうな、今の若い子たちの中ではそれがうまく機能していないみたいだけど、と（本日のシメとして立ち寄った）喫茶店でのんびりと辛口ジンジャエールを飲みながら思ったのだった。