今年もツアーオブジャパン南信州ステージを見てきた(もちろんダンナに引っ張られて)。
車に自転車を積んでゆき、現地に入ってからはその自転車で観戦ポイントを転々とした。ひなびた空気が相変わらず素敵なところだ。
参考までに昨年の様子→
★と
☆
レース会場は飯田市内に作られ、周回コース12周+フィニッシュコースという構成。レース中はコース付近が通行止めになるので、車での移動は不可。それで自転車が活躍というわけ。折畳式自転車からロードレーサーまでいろんな自転車が走り回っていた。服装もGパン+シャツからサイクルジャージまで。
いちばん「おっ!」と思ったのは、サイクルジャージでバッチリ決めたお父さんが小さなお嬢さんをMTBの後ろに載せて上り坂をガンガン走っている姿。ああいうお父さん、素敵だよなあ。
(私たちの出で立ちですか? もちろんロードレーサー+サイクルジャージ。ダンナはともかく、自分は格好だけが一人前)
上り坂は相変わらずきついが、下りはスピードを出して下れるようになった。そして今年の発見がひとつ。
なぜプロの自転車選手は上体をあれほど傾けて走るのか。サドルを高くしてハンドルを低くするので、上半身はほぼ地面と並行になる。そして首を上げて前を見るスタイルになるわけだが、あれは心臓の負担を減らすためだと思える。
というのも、足がきつくて坂道を上がれず、自転車から降りると、とたんに心臓がパクパクいい始めるからで、それが自転車にまたがって前傾姿勢をとると、ぜーはー言いながらも、心臓は楽になる。身体を倒すことで、少ない力で頭のてっぺんまで血が回るらしい。
本日の優勝はカザフスタンの選手で、月桂樹の王冠の代わりに水引(のし袋についてる金銀の飾り)製の王冠をもらっていたけれど、すぐに外してしまい、ありがたみは今ひとつっぽかった。
ジロ・デ・イタリアなんかだと、よくヘンな見物客(裸おじさんとか、トナカイの角をつけた人とか、悪魔の格好をした人とか)が現れて道端を伴走したりするんだけど、日本のお客は品がいいのか、警備が行き届いているのか、そういう名物おじさん(?)はいなかったなぁ。
PR
COMMENT
自転車レース その2
いつかニューヨークのレースに出ることを目標に、暇を見つけては走っているみたいで、
人生何か目標があるっていいなぁ、と
楽器ばかり弾いているのはどうかと思う今日この頃です。
Re:自転車レース その2
>楽器ばかり
それも素敵な趣味じゃないですか! 発表の場もありますし。
もちろん自転車も悪くないですよ。走った翌日は筋肉痛に襲われますが、肌の色つやが良くなります。