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びおら弾きの微妙にズレた日々

自転車レース

我が家は電波の入りが非常に悪い地域にあるので、ケーブルを利用している。便利なもので、利用料を払いさえすればずい分多彩なチャンネルを見ることができる。アニメや海外ドラマはいうまでもなく、料理専門チャンネル、つり専門チャンネル、スポーツ専門チャンネル。

今、あるスポーツチャンネルにあわせると、ジロ・デ・イタリアという自転車レースが見られる。自転車競技といえばヨーロッパが本場で、なかでもツール・ド・フランスが最も有名だと思うが、ジロ・デ・イタリアもそれと同じくらい大きなレースで、過酷さは特級クラス、完走するだけで箔がつくという。
自転車レースは、チーム単位で出場し、日々各地でレース(=ステージ)をこなしながら、半月近くかけて最終ゴール地までたどりつく。日によってハードな山岳コースがあったり、平坦な街中を周回するコースがあったり、ローマ時代の街道(当然石畳の上!)を走るコースがあったりして、バラエティに富んでいて面白い。
毎日のステージごとに優勝者が決まり、さらに最終日にはそれまでのタイムを集計して総合優勝者が決まる。

自転車競技というのは、勝つまでの駆け引きやチームワークがとても複雑。集団を作ったり引き離したり、ゴール間際でアタックをかけるために上手く体力を温存したり。ヨーロッパだから駆け引きの重要性が育ったのか、駆け引きが重要だからヨーロッパで発達したのかはわからないが、解説を聞いてると、心理合戦の凄まじさがわかる。どこでアタックをかけるか、選手同士の腹の読み合いなど、マラソンどころの話ではない。

今年のジロ・デ・イタリアは開催百周年を記念して、なんとヴェニスから出発。あの水の街に自転車が走れる道があったのかと驚きつつ、町の美しさにうっとり。その後各地を転々として今日はミラノを走り、最終ゴールはローマ。レース経過を見ながら観光できるのが楽しい。ヨーロッパの古い街はお城や教会が多くて、見所たっぷりだし、田舎は田舎で、どこか日本の風景と通じるものがあって落ち着く。
特にフランスの田舎は笑っちゃうぐらい日本の田舎と似ていた。細い田舎道、畑の土手、遠ざかったり近づいたりする山並み、道端にぬっと突き出した看板。こういうのを見ていると、どうして19世紀のフランス人が日本の浮世絵に取り付かれたか、わかる気がする。

そうそう、自転車競技を扱った面白いアニメ作品がある。
「茄子 アンダルシアの夏」
「茄子 スーツケースの渡り鳥」
ダンナが録画したのを斜め見しかしてないが、競技の描写がリアルだし、人間ドラマとしてもすごく良かった。
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