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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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「書く」ことの効用

ここ一ヶ月ばかり、頭の中を整理しようと思い立ち、何冊かのハウツー本に手を出した。そのほとんどがメモ術か手帳術関連の本で、「書く」ことの効果について書かれているものばかり。
(いやその、私、書くことでしか頭の中をどうにかできない質なので)


思いついたことを紙やスマホのメモに残す。それだけの作業で、頭の中が整理されて物事が考えやすくなり、アイデアが生まれやすくなることについては、言われずとも子どものころから体感していた。その証拠に、振り返ってみると自分でもあきれるくらい日記やらなんやらの記録を残している(ただし、うっかり残してこの世を去ったら、おちおち成仏できなくなるので、今はもうほとんど処分しました)。

たとえば育児中。特に子どもたちが乳飲み子だったころは、授乳の時間からお昼寝タイムからおむつ交換の時間まで、一日の出来事を毎晩ノートに記録していた。ほとんど趣味の領域だったが、病気にかかったときなどはとても役にたったのを覚えている。

その後、子どもたちが幼稚園に通い出すころになると、web世界が立ち上がって、だれでも個人のホームページが持てるようになった。自分も嬉々としてホームページを立ち上げ、エッセイ的な記事やら読書記録やら日記やらを公開した。ブログが使われ出すと、そっちに移行してやはり、ふだんの生活で見聞きしたものを書き留め続けている。

ちなみの今の若い子たち(20歳前後)はあまりブログを書くことはしないらしい。インスタで写真を投稿したり、ツイッターに短文を投げたりするのが主流のようだ。が、インスタやツイッターもまた時代とともに変わってゆくのだろう。

それだけ書いていれば充分だろうと思われそうだが、まだ何か足らない気がする。
それであれこれ本を漁った結果、冒頭のように手帳術やメモ術にたどりついたわけだ。結局何が足らなかったかというと、非公開前提の、自分のためだけのメモと今後の行動を決めるためのスケジュール的なメモだった。

いったん自覚したらつい欲が出て、どんなメソッドを参考にするといちばん役に立つか、などと考え出し沼にはまる寸前。「これは!」と思えるスケジュール帳やノート術を取り入れてみても、ちょっと精神的に落ち着かない日が続くと、いつの間にか三日坊主(実際は三ヶ月坊主くらいですが)になっていることが多い。

試行錯誤のすえ、今のところ一番自分に合っていそうなのがスマートノート術(の自己流改変版)。毎日、五行日記をつけるところから始めてゆくと、やがて日記以上のなにかに変貌するし、変貌しなくても、振り返り記録としてとても有用。放っておけば風のように通り過ぎてゆく時間にくさびを打ち込むことができるし、そのくさびを手がかりにして心中のモヤモヤの正体を見極めることもできるし、トラブルの解決方法に気づくこともできる。時には愚痴ノートと化すこともあるが、それはそれで精神衛生にとっては良いことだ。

もうひとつが、夢を見つけて片端から書きこむだけで実現するという夢手帳。「こうだったらいいのに」と気づいた途端に、実現に向けて無意識が動き出すから叶いやすくなるという。本当にそれが体感できたら面白いと思って効果測定中なのだが、実際に「夢を書き出す」作業をやってみると意外と手間がかかることに気がついた。

身の回りの「こうだったらいいのに」を見つけるためには、気づきの力が必要で、まず注意深くまわりや物事を観察しなくてはいけない。そして普段は見過ごしていたかもしれない小さな「めんどくさい」や「困っている」を見つけ出す。なかなかハードルが高く、脳トレと言ってもいいくらい。逆に無欲になったら脳の老化を疑った方がいいかもしれないなあ。

ということで、脳みそのアンチエイジング作業続行中。

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