何のことかというと、先日書いた「さすがは校長先生」の続き。
PTA会長さん、マジでつるし上げられていたみたいです。
昨日は午前も夜もPTAの仕事でつぶれてしまった。午前中はPTA役員及びPTA安全部員が校長室に集まり、「PTAパトロール」の腕章作り。たぶん、予算と時間が無いのだと思う。安い材料を組み合わせ、人海戦術を使って手作りなのだ。当然のように校長先生も校務のかたわら、いっしょに手作り作業。休み時間になると、子供たちが興味津々で校長室の中をのぞく。
結果、3時間後には、約400枚の腕章が完成。クラスごとに数も分けて、各家庭に配られるばかりとなった。
さて、夜は安全部の会議。夏のプール開放当番の反省と、登下校時の交通立ち当番の見直し。今年のPTA活動は「防犯」をテーマとしているので、今年の安全部は例年になく忙しくなるらしい。交通立ち当番については、これまで、各所から改善要望が出ていたので、見直しは妥当だし、同じ流れで、「子ども110番」についてもこれまでの対応を見直さなくてはという話になった。「子ども110番」というのは、子供が事故に巻き込まれそうになったときに駆け込める個人宅や店舗のことだ。
それが現実にどんな利用のされかたになっているかというと。
「のどがかわいたからお茶下さい」
「トイレ貸してください」
……。
さらに、通学路上にある某コンビニでは。
「ケガしたので、ばんそうこ下さい」と、わずかに切れた指先を見せる。それが何人も。
……。
8月末に開かれた地区懇談会では、「親を教育しろ!」と怒声が上がったという。(安全部長さんの談)
子どもだけでなく、親をも教育しなければならない校長先生と、地域の人たちの怒りの矛先になってしまったPTA会長さんにはもう、頭が上がりませんです。
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