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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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いろいろ変わりました

ご無沙汰しています。
ブログが更新できなかった間に色々ありまして、先月いっぱいで、オーケストラ活動をいったん休止することにしました。その代わりと言ってはなんですが、ピアノを習い始めることに決めました。子どものころからずっと憧れていたにもかかわらず、これまでレッスンに通うチャンスに恵まれなかったのですが、ようやく念願叶います。

ということで、このブログのタイトルも「ピアノ弾きの微妙にズレた日々」へと変更することに。

……なるわけありません。

April Fool!









すでにご存じの方もいらっしゃいますが、先月は非常に濃い一ヶ月でした。

家人の実家が火事になって義父入院→お犬様がくる→娘卒業式→娘高校入試→関東・東北大震災→息子卒業式→合格発表→入学説明会→義父亡くなる→お通夜・葬儀→鬼のような後片付け→二人とも進学するため、子ども部屋を改造←イマココ。
という具合で、このイベントのすき間をぬって、焼けた家の片付けあり、新しい仕事の新人研修あり、高校入学を控えて制服や携帯など各種買い物あり、で、パソコンの前に座るヒマもありませんでした。

ざっくりまとめてみると、主人の実家の代替わりがあったということ、子どもたちがそろって進学するということ、自分が新しく仕事に出ること、の3つの大きな変化があり、これが一度にやってきたがために大変なことになってたわけです(お犬様の世話も含めると4つ)。おりしも東日本では地震+津波+原発事故に見舞われましたが、本当に他人事とは思えませんでした。

これだけ大変化に見舞われると、人間なんて運命の輪にのせられて回ってるに過ぎないのかも、と思ってみたり、人生にも no point of returen=帰還不能点があるんだなぁと感じ入ったりします。もうお正月に帰る家はないし、義父もいない。今後、身内が集まる場所が欲しければ、新しく作るしかありません。

「事実は小説より奇なり」という言葉がありますが、まさにそんな感じで。

なので、最近は本屋や図書館に入っても、何かを読みたいとまったく思えなくなりました。どんなに優れた物語も結局は作り物でしかないからです。それ程までに現実の持つ破壊力は凄まじい。
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無題

  • by ゆみ
  • 2011/04/01(Fri)01:16
  • Edit
後から気がついたのですが、
お義父さん、というのは、その火事の時の
お義父さんだったんですね。。
いろいろ大変でしたね。
お悔やみ申し上げます。

私もこの1ヶ月でいろんなことがあって
なんて人生だ!!と思ってましたが、
とてもとてもかないません。。。

ゆっくりゆっくり日常を取り戻しながら、
落ち着かれるといいですね。

それにしてもタイトルは最初びっくりしちゃいましたよ!!(笑)

Re:無題

  • by O-bake
  • 2011/04/03 00:16
お見舞いのお言葉ありがとうございます。
今日あたりからいつもの生活ペースに落ち着いてきました。小説や物語を読めるようになるまではもう少し時間がかかりそうですが……。

ええ、義父というのは火事を起こした義父なのです(←何を勘違いしたか、電気コンロのスイッチを入れっ放しにしたまま表に出ていたらしいです)。火傷は大したことがありませんでしたが、恐らくは火事のショックでくも膜下出血を起こしてしまい、それが命取りとなりました。
前の記事では詳細を省いているため、状況が分かりづらくてすみません。細かく書き始めるとキリがないし、ただの愚痴になりそうだったので自制しました。自粛ではないです。

>私もこの1ヶ月でいろんなことがあって
>なんて人生だ!!と思ってましたが、
>とてもとてもかないません。。。
いえいえ、大変さは人それぞれであって、比較の問題ではないと思います。ゆみさんも落ち着いたら、どんな怒濤の日々だったか、日記で語ってくださいね。

>それにしてもタイトルは最初びっくりしちゃいましたよ!!(笑)
ふふふ。毎年これが楽しみでブログをやってます。なんちゃって。

無題

  • by くるりん
  • 2011/04/01(Fri)02:13
  • Edit
タイトルに騙された!と気付くまでに暫し時間がかかりました。が、ピアノを習うのは本当ですよね??
新たな疑問、義父様のパートナー=義母様は??
「事実は小説より奇なり」は全くもって仰る通りで(不肖私も過去に色々ありまして…以下省略)。
現実と非現実を既に混同しておりますorz
くれぐれもドッとお疲れが出ませんように。。。

Re:無題

  • by O-bake
  • 2011/04/03 00:31
今年の仕掛けは個人的災害の影響でだいぶ地味になりましたから、スルーされても仕方なかったかも。<タイトル
ちなみに「騙し」の範囲はタイトルだけですから、ピアノは習う気満々です。オーケストラも休団の話を通しました。

>新たな疑問、義父様のパートナー=義母様は??
幸いなことに義母は元気です。火事の時たまたま外出中だったので無事でした。まだ若くて仕事も持っていますので、これから新しい人生を始められるはずです。

まさかこんなにドラマチックな事件が自分の身近で起きるとは思ってもみませんでした。人生観が変わりますね。

>くれぐれもドッとお疲れが出ませんように。。。
ありがとうございます。たぶん四十九日までは何かと忙しいので気が張っていますが、それ以降、一気に崩れないように気をつけます。

無題

  • by ブーハ
  • 2011/04/01(Fri)06:17
  • Edit
お義父さんのこと,お悔やみ申し上げます。

「事実は小説よりも奇なり」
私にとっても深い言葉です。

Re:無題

  • by O-bake
  • 2011/04/03 00:39
ありがとうございます。
思えば、ブーハさんのご家族にもいろいろありましたよね(あとでそちらにお邪魔します)。こうして思いがけない出来事がたまにおきるから人生に味があるんでしょうね。もちろん後から振り返ってみれば、の話で渦中にいるときはそれどころではないのですが。

無題

  • by めりる
  • 2011/04/01(Fri)22:55
  • Edit
お義父さまのご冥福をお祈りいたします。
O-bakeさんにとって大きな転換点になる節目だったのですね。これから少しづつでも落ち着かれますように。そうしたらきっとまたインプット意欲も湧いてくるのでは。

ピアノ良いですよねぇ。私もいつかは…と憧れています。春のY*M*H*教室の案内をながめたりしてます…けど今年もながめるだけで過ぎ去りそうです。

Re:無題

  • by O-bake
  • 2011/04/04 02:38
ありがとうございます。
まるで人生の交差点、しかも4叉路ではなく6叉路のまんなかに放り出されて、自分でもよくわからない方向へ押し流されてゆくような一ヶ月でした。
やるべき事を片付けたら、友人と温泉にでも行ってのんびりして、それから読書三昧の日々に戻りたいと、それを心の支えにして生活してます。

ピアノ>
今すぐとは言いませんが、めりるさんもぜひ、始めましょうよ。一人だとつまらないですもの。

無題

  • by みっちゃん
  • 2011/04/01(Fri)23:05
  • Edit
我が家も義母が、明日の命も危ない状況で
毎日大変ですが、火事という突発的な出来事ではないので、お宅の状況を想像してみただけで疲れました・・・。 ピアノに癒されるといいですね♪

Re:無題

  • by O-bake
  • 2011/04/04 02:48
みっちゃんさん(ん?「さん」はない方がいいですかね?)のところはお義母さまですか! 大変な状況お察しします。大変でしょうが、悔いのない時間を過ごされますように。
我が家はもう終わってしまったので、あとは事務手続きや片付けが残っているだけで、気持ち的にはずいぶん楽になりました。

ピアノは、もう本当に子どものころから習いたくてでも家の事情でどうしても習えなくて、成長してビオラが弾けるようになってからも、ずっとコンプレックスになっていました。これからやっと挑戦できます(^^)v

大変だったのですね....

  • by かず
  • URL
  • 2011/04/02(Sat)02:37
  • Edit
まずはお義父さまのこと、心よりお悔やみ申し上げます。
3月は本当に大変な状況だったのですね。
長く生きていれば、多くの変化が一度に起きることは何度か経験するのかもしれませんが、それにしても、あまりにも一度に、様々な変化が起きたご様子のようで、ご無理なさっているのではないかと案じております。
震災からも今日で3週間ですね。
たまたま、危機管理の仕事をしていた因縁で、私もいまは、日々、仕事やら被災地支援やらでバタバタしています。
仰る通り、no point of returenはあるのだと思いました。
私にとっては震災は心に堪えました。
あの津波の映像を見て、自身や関係諸氏が取り組んできたこと、そして、これまで「大丈夫だ」と信じていた前提が、いとも簡単に崩れ去り、大勢の関係者がショックで思考停止状態です。とはいいつつ、いまできることを必死になってこなすことで、どうにか心のバランスを保っているような状況です。
自然はいつも人間の想定を軽々と、そして(人間にとっては)残酷に破壊し越えていくものだと思った次第です。
東電の原発事故にしても、不完全な人間が「原子の火」を扱うこと自体、無謀であり、傲慢なことだったのかもしれません。
私自身は「3.11以前と3.11以後」で、別の世界になってしまったような感覚でおります。
どれだけ涙を流しても、時を戻すことはできません。
いまは、変化した後の世界で何をするのか、また、何ができるのか、変化に順応するための手立てを必死になって探っている...そんな毎日です。
長文コメントをお許しください。
O-bakeさまも、どうかご無理なさらず...そして、どうか穏やかな日々が早く訪れますように祈っております。

Re:大変だったのですね....

  • by O-bake
  • 2011/04/04 03:32
お忙しい中、コメントを残してくださってありがとうございました。

本当にとんでもない一ヶ月間でしたね。今後、日本にとって3.11は、アメリカの9.11に匹敵する重みを持つようになるでしょう。そして私や家人の家族にとっては、3.6(火事が起きた日)は3.11と同じ重みを持ちます。それ以前の生活は二度と戻りません。
こんな例えが適切かどうかわかりませんが、いも虫が蝶になるぐらいの劇的な変化だったと感じています。恐らく今はさなぎです。変化の必要を感じている人たちは、今、必死で手探りをしているわけですし、その努力や苦労はきっと報われると思います。
今さら言うまでもありませんが、人間というのは、変化に柔軟に対応できる力を持っています。そして何千年も自然の力と渡り合い、互角に勝負してきました。ただ、現代の人間は自然の力を甘く見てしまい、そのしっぺ返しをくらったということなのでしょう。津波にさらわれてしまった人たちが何か悪いことをしたわけではなく、人間全体のおごりを背負って生贄になってしまった、そんな申し訳なさが心のすみにあります。だからこそ、無事に生き残った人々はよりよい生を求めて知恵を絞りたくましく生き抜く必要があるのだとも思っています。

私は大丈夫です。確かに忙殺されていますし、ふだんと違う精神状態ですが、そう簡単には潰れません。
かずさん(この呼び方はどうにも違和感があるのですが)こそ、お身体に気をつけてバリバリ仕事して、大勢の人の力になってあげてください。

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