オニテングタケモドキ(直径20㎝越え!)
三連休の二日目、海上の森センター主催で行われたキノコ学習会に参加してきた。
入り口駐車場から山道を1.5キロほど歩きながら、山の斜面や道ばたに生えているキノコを採取し、専門家の講義を受けつつ、種類を調べるというもの。
案内チラシを見た娘が「やってみたい」というので、親子3人の名前で申し込んでいた。
普通に歩けば30分ほどの道のりを、2時間かけて探索。
キノコを見つけるハズがクワガタを見つけたり、木の実集めに走ったり、と自然観察ゲームに化けることもあるが、子どもの手にかかるとキノコがお宝に化けてしまうのが面白い。一つ見つけるたびに歓声が上がったり、奪い合いになったり。
実際、紫色のサンゴのようなホウキタケを見つけた時には「これホントにきのこ?」と軽く感動。真っ赤なカサを持つキノコは珍しくないが、全身ブルーのソライロタケは貴重な上に美しく、森の宝石と言うにふさわしいかも、と思った。
昼食時に里山サテライトに到着して、参加者がお弁当を食べている間に専門家の先生が仕分け作業に入る。その楽しそうなこと。うちの息子がレゴブロックやベイブレードの仕分けをする様子に似ていなくもない。まあ、玩具はしょせん人工的に差異が作られたものであり、自然が生み出した膨大なバリエーションに及ぶべくもない。
素人目にもキノコのデザイン・形状の豊富さには目を見張るものがあり、菌の世界は奥深いなぁと感嘆したのだった。
クモの死骸に生えた冬中夏草 キノコを見つけると崖だろうが何だろうが果敢に山肌をよじ登ってゆく子がいて、まるで山ザル。というか、彼こそ、うちのやんちゃ坊主。
日頃の野遊びの成果が出たというよりは、TVの影響だろうなあ。(ナショジオチャンネルでやっているサバイバルゲーム←元英国特殊部隊のオジサンが、ナイフ1本を頼りにジャングルや砂漠、あるいは雪原を単身渡りきって見せるシリーズ)
まあ、落ちなきゃいいんだよ。うん。そのうち女の子のために崖をよじ登って小さな白い花を摘みに行ったりすることがあるかもしれないし。
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COMMENT
無題
そんなに色々の種類のきのこが採取できるものなのですね。
>崖をよじ登って小さな白い花を摘みに行ったりすることがあるかもしれないし。
これは、母の願望ですか!?
Re:無題
ざっと40種類ほどのキノコが仕分けされてました。
一応、毒のあるものないもの、の解説もありましたが食べるなら店で売っているものが一番安全で美味しいとのことでした。
>小さな白い花
あら、見透かされてました?
母の日にはカーネーションよりエーデルワイスを……(嘘です)