忍者ブログ

びおら弾きの微妙にズレた日々

もう二度と捨てられる気がしない

先日、実家へ行って父のレコードを漁っていたら、大昔に自分の小遣いで買い集めたレコードが出てきた。

さだまさしに、オフコースに、ポールサイモン、とどめはH2O。
Oh!No! ほとんど黒歴史じゃないの。

いつまでも実家に置いてあっても何なので、一応引き取ってきたがその処分に頭を抱えている。

要するに、捨てたいのに捨てられない。

レコードからカセットテープに落としたブツは「えいやっ!」と気合いでさよならできたのに。

実際に二度と聞くつもりはなかったのだ。だって黒歴史だし……(理由は突っ込まないで下さい)
B0007IO0GKSELECTION1978-81(紙ジャケット仕様)
オフコース
EMIミュージック・ジャパン 2005-03-24

by G-Tools


これはCDの紙ジャケットの画像。もともとはレコード用のデザイン。だから実物はもっと大きくて質感があって綺麗なのだ。

今ならきっとCGで作れちゃうデザインだろう。そのほうが安く上がるだろうし。
でもこれが発売されたのは80年代前半だから、実際にステンレスにロゴを彫刻して、それを撮影しているはず。もちろんデジカメではなくフィルムカメラ。(写真としてのクオリティはどう考えたってフィルム撮影の方が上でしょう)
そういう手間暇をかけてつくられたジャケット、裏返して言えば今では手に入らない種類のものだと思うと、もう捨てられなくなってしまう。

それから音質。
レコードを持ち帰った翌日、なにげに「I love you」のアルバムをプレーヤーにかけてみた。聴いてびっくり、CDとは比べものにならないほど重厚で切れのある音。レコードプレーヤーで聴くことを前提に、完璧に調整された音なんだな。PC付属のスピーカーでも携帯用音楽プレーヤー用でもなく。
mp3の音質に慣れてしまった耳にはひどく新鮮だった。下手すると手持ちのクラシックのCDよりもいい音質かもしれない。

ということで、今オフコースを聴くかどうか、ではなく、レコードが持つクオリティのおかげで手放せなくなってしまった気がする。
さだまさしだって、今はもう絶対に聴かないけど、ライナーノートの出来映えの素晴らしさにはもう、うなるしかないし。

これを物欲とか、煩悩というのだろうか。(T.T)
PR
with Ajax Amazon