……と歌ってみても、今の子どもたちは知らないだろうなぁ。
先だっての三連休の後半二日間は乗鞍高原へ、家族でスキー。前日に雪がどっかり降ったため、家を出るときからすでにチェーンが必要でないの?というほどで(何しろ田舎住まいなので)、当然高速はほとんどが通行止め。結局、延々と19号を下っていくことになった。朝の7時過ぎに出て、途中で食事をしつつ、スキー場についたのは1時ごろだった。
幹線道路でさえ日陰はまだ雪が積もっていて、しかも坂道でカーブとなると、普通のタイヤではかなり危険。峠越えにチェーン必須なのは言うまでもなく。いやー、スリル満点だった。
それでも天気そのものは申し分なくて、二日間ともゲレンデの状態は最高だった。
1日目は、ダンナはミニスキーをはいて、「滑り方を忘れた」という息子につきっきりでスキーのレッスン。のんびりペースの息子は父にビシビシしごかれて泣きが入ったとか。その分上達は早く、二日目にはほとんど転ぶこともなく、安定したボーゲンで危なげないターンを繰り返しながら下りられるようになった。
自分はスノボで、1日目はスキーをはいた娘といっしょに初心者コースをまったり滑る。1年ぶりなので、滑る感覚を二人とも忘れていて、すったもんだしていたのだった。3本ぐらい滑ったところでようやく感覚を取り戻す。
二日目は家族揃ってゆるいコースを快(?)走。乗鞍は上のほうまで初心者コースがあるので楽しい。
気分よく滑れるとスピードも出るもので、先に下りていた子どもたちを追い越し、リフト手前まで飛ばすこともしばしば。(←スノボは滑り出す前の装着に手間がかかるので)
一応断っておきますが、ちゃんとコントロールできるので暴走ではありませんから。リフトに乗りながら山の景色を見渡すと、実に気分がいい。
青空に白い峰が映えて、時々キラキラと雪の粒が風に舞い、
もしこれが写真とか絵なら出来すぎていてつまらないのだけど、
生で見ると、もう天からのギフトとしか思えないほど雄大な景色。
今年の宿は洋風のペンション。夜はコース料理で、牛のステーキなんて久しぶりに食べた気がする。ここの温泉は昨年とは違い、硫黄の臭いがせず麦茶みたいな色のお湯だった。美肌系ではなく、疲労回復系。湯に浸かると疲れが溶け出していく感覚がある。
しかし、温泉ごときでは回復しきれないほど身体を酷使したらしい。滑っているときは夢中で気づかないだけで。
帰宅して一夜明けたらさあ大変。筋肉痛で身体が動かない(あらかじめビリー隊長に1週間しごいてもらったのに)。それだけでなく風邪がひどくなったようで、鼻も喉も頭も痛い。さらに部屋中に散らばった洗濯待ちの衣類&ウェア……。
楽あれば苦あり、と昔の人は良く言ったもので。
そうそう、ペンションのラウンジにコミックが置いてあり、BJと009とどっちを読もうか迷った挙句009を手にとった。クビクロの入った巻だった。悔しいけれど主人公はやはりカッコいい。
やっぱ、少年院出身を削っちゃイカンよ、平成版PR
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