買ってきた早々に砂にもぐってしまったヤドカリだったが、2週間ほどたってようやくごそごそ出てきた。
夜中にPCに向かっていたら、水槽からガサゴソ音が聞こえるので、そっとのぞいてみたらちゃんと復活していた。やれやれと思って餌を与えたら、がつがつ食べる。朝になったら娘に報告しようと思っていたところ、夜が明けたらふたたび砂の中。
夕方近くになると、砂の上を這いまわっているではないか。やっと本格的に目覚めたようで、土管トンネルの下に穴を掘ったりして遊んでいる。
さらに翌日。
娘が「海水浴をさせなくちゃ」と言い出した。潜り中に貝殻の中に入り込んだ砂を洗い落としてやると良いとか。
で、彼女は自分で海水のもとを取り出し、分量をはかってミニバケツに入れ、海水を作る。そこへ、足場代わりの流木と共にヤドカリを置く。
オカヤドカリは水に入れると溺れてしまうといわれているが、案外水につかっても平気で、(まあ、一応えら呼吸の生き物なので)水中散歩をする。それだけでは物足りないらしく、脱走すら試みる。バケツの縁から落ちて床に転がり、連れ戻されるのがオチなんだけど。
流木に這い上がってまったりしている姿があまりにも可愛らしいので、携帯で写真を撮ったが、明るさが足りずに手ぶれで思い切りボケた写真ばかり。次は明るい場所で海水浴をさせよう。
海水浴のあとは心なしか機嫌よく遊ぶヤドカリだった。ちなみに名前はヤド吉という。(雌雄は不明)
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