今日は息子の授業参観。今年度最後なのでどんな授業を見せてもらえるのかと思ったら、なんと、4年生は10歳の節目だから1/2成人式をするという案内が来た。10年間の思い出をまとめ、両親に謝辞を述べるのだという。へぇ。これは何があっても行かなくてはならない。すっぽかしたりしたら、一生恨まれそうだ。
いざ、参観にのぞめば、子どもたちが一人ずつ前に出て、楽しかった思い出ひとつと、両親への感謝の言葉を1分以内にまとめて述べる。こんな企画、初めてだ。面と向かって「育ててくれてありがとうございました」なんて言われたら、どんな母だってうるうる来るに決まっている。発表の間、教室内は驚くほど静かだった。
ところが、このイベントにともない、親にも大変な宿題が出たのだった。
それは親から子どもへの手紙。幼いころのエピソードをつづったり、名づけのエピソードを明かしたり、あとは……ラブレターみたいなものだと思う。
これが書けない。毎日顔を突き合わせて文句を言ったり言われたり、笑ったり笑われたりしている間柄なのに、今さら改まって何を書いたらいいのだ?
困って困って後回しにした挙句、締め切り前夜に、夜中の2時近くまでかかって書き上げる羽目になった。しかも便箋ではなく、A4のコピー用紙にワープロで打ち出したという……(T_T)。
本当はワープロで打ち出した下書きを、便箋に手書きで清書するべきだったのだろうが、本文を考えた時点で神経回路が焼き切れそうになったので、フォントだけ凝って手書き風にして、あとは真っ白な紙に印刷。どうせ、息子しか見ないんだし……と、ちょっと手抜き。
ところが、授業の最後に手渡された親からの手紙を、子どもたちはいっせいにその場で開封した。コピー用紙2枚にびっちり書かれた手紙は、見渡す限り、うちだけだった。その力作も息子から「長い!」と一喝され……_| ̄|○
ズレてる母でごめんよ。(本当に反省しているのかどうだか/汗)
PR
COMMENT
無題
コピー用紙2枚びっちりのラブレターですか・・・
この土日に娘の幼稚園(というか,町立幼稚園合同)のイベントがあり,その代休日が月火なのですが,預かり保育に出すと休みの意味がないので,うちでみることにしています。
で,ちょうど消化しないといけない休みが3日あるので,今日からお休みしています。
子供らを各所へ送り出し,めったにできない掃除機をかけました。
子どもがいるとしにくい裁縫なんかをする予定です。
それと,軽装版「天と地の守り人第3部」出ましたよ! もちろん手元にあります。
他にも上橋さんのを2冊買っていますが,読書は無理かなぁ・・・
Re:書き始めると止まらなくて
参観日>
どこも同じようなことをするものですね。決して悪くない企画だとは思いますが、時々、何に対して感謝しているのかよく理解できないまま「ありがとうございます」を連発している子もいたりして、うーん、4年生だとこんなものかと微妙な感じでした。思い出の作文は興味深かったですよ。子どもたちはどんなことを思い出として記憶しているのか、傾向を分析しちゃいましたよ。
天と地の守り人の軽装版>
図書館で見ました! 手が伸びそうになったのですが、「神の~」が未読なことを思い出し、ブレーキをかけました。ああ、積読をなんとかしなくちゃ。
愛がびっしり、ですね!
面食ったかもしれませんが、きっと息子さんはそれをずっと持っているんじゃないでしょうか。
Re:簡潔にまとめきれなくて…
夕方、子ども部屋をのぞいたら手紙が無造作に机の上に投げ出してあったので、ささっと本立ての隙間に押し込んでおきました。
>きっと息子さんはそれをずっと持っているんじゃないでしょうか。
ありがとうございます。本当にずっと持っていてくれたら嬉しいんですが、とっ散らかった勉強机を見るといつか失くしそうです(泣)。モノはなくしても、手紙をもらったんだという事実を心の片隅にでも留め置いてくれればオッケーです。(#-.-#)