今年の夏の初めに、Aコープ(農協のスーパー)のペットコーナーで見かけて以来、娘はオカヤドカリが気になって仕方なかった。夏休みに入ってからは「いつになったら飼える?」としつこくたずねられ、そのたびに「カブトムシの季節が終わったらね」でごまかしていたのだが、先日、ひょんなことからヤドカリを飼う運びになってしまった。
ことの始まりは、金魚の水槽が微妙に具合悪くなったこと。この春から、育ちすぎた金魚を二つの水槽に分けて飼育していたところ、先週になって古くから使っている水槽が水漏れするようになった。漏れているのは上辺の枠とガラスのつなぎ目部分。だから、満水にせず、水の量を9割ぐらいに押さえておけばまだ使えることは使えるが、他の部分が傷んでくるのは時間の問題と見て、新しく一回り大きな水槽に買い換えた。そのついでにもう一つの水槽の金魚も合流させることにした。これで世話が楽になる。
と思ったら。空いた古い水槽でオカヤドカリが飼えることに気づいてしまった。水を入れなければまだまだ使えるのだから。
娘はにんまり。しかし、相手はなじみのない生物だ。焦って飼うのはよくない。ネットで下調べをさせ、正しい飼い方と本当に必要な備品を知ってから買うことにした。どうやら、市販の飼育セットは良い飼育環境とはいえないらしい。
さんざんあーでもないこーでもないと親子で相談して、水槽の準備をととのえ、昨日オカヤドカリを1匹飼ってきた。これからどうなることやら。
PR
COMMENT