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びおら弾きの微妙にズレた日々

読書感想文との格闘

夏休みの宿題の大物といえば、読書感想文と自由研究。今年、我が家の子どもたちは何を思ったか感想文を書くと言い出した。(例年は任意の課題) こりゃ大変だ。
はなっからコンクールになど出すつもりはないが、せっかく好きな本について書くのだ、それなりに「らしい」文章にしたい。そのためには、親子ともに覚悟がいるのだった。
生まれて初めて感想文を書く息子の場合。
彼は夏休み当初からやる気満々。しかし、長い文章を読みなれていないので、いきなり物語を自分で読めというのも無理がある。それで、彼のために選んでやったのが「エルマーのぼうけん」。はい、思いっきり古典です。
選んだ理由はふたつ。ひとつは、一年生でも読めるように、文章がほとんどひらがなで書かれており、出てくる語彙もそれなりに配慮されていること。ふたつ目は、昨年、図画工作の時間に、続編の「エルマーとりゅう」をテーマにした版画を制作していること。つまり、すでになじみのある題材だ。
これを、最初は独力で読めるところまで、ギブアップした後の部分は読み聞かせしてやった。(そしたら、9割を読んでやる羽目に/涙) どんな冒険談かと思ったら、ハラハラドキドキをうまく演出しつつ、なんとも楽しいナンセンス話だった。息子の好みにぴったり。
これで読むのはクリアできたので、次はストーリーを自分なりにまとめて、さらに何が面白かったかを書かなければならない。
彼は、思ったよりもしっかりストーリーを理解していて、口ではきちんと説明できた。面白かった場面もたくさん言える。(そりゃ当然だ。動物たちの間抜けぶりがもう見事で)
彼の場合、一番の難関は、思ったことを文字に変換する作業だった。字を書くことそのものが苦手、というより慣れていないのだ。これはあらかじめ分かっていたので、策を用意した。家でやると、集中力をさまたげるものが多すぎるので(「暑い」とか、「ジュースが飲みたい」とか、「PCでゲームがやりたい」とか、「おねえちゃんがじゃまする!」とか)公共のスペースへ出かけていって、そこの自習コーナーで本と原稿用紙を広げさせた。(パルティ○戸の三階……といっても、わかる人にしかわかりませんね/苦笑)それでも、なかなかはかどらず、400字書くのに、休み休みやって2時間。
泣きが入りながらも、なんとか書き終えたので、ご褒美を買ってやった。モノで釣ることの是非はあるけれど、後々、このご褒美を見て、まとまった文章を書き終えた達成感を思い出してくれたら、と思う。

姉の場合。
彼女は新しく本を選んで読む余裕がなく、お気に入りの「ファーブル昆虫記」より2巻の狩人バチを題材にした。書くことそのものに対しては抵抗がないぶん、簡単に仕上がりそうだったが。
「あらすじは少しで、感想をたくさん書く」という考えに頑固にこだわっていて、それでつまづいた。ある程度内容の紹介をしないと、自分が何に対してどう感じたかを説明できないんじゃないだろうか。(とくにこういうノンフィクションの本では) そのへんを上手く理解させるのに苦労した。というか、ちゃんと理解して書いたのかどうか、いまひとつ不明。実際、大人でも感想文は難しいからね。

いやはや、子どもたちと同じぐらいエネルギーを使いましたよ、母は。
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