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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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ラジオvsびおら

娘は、クリスマスのプレゼントに、「FMらじおくん」というラジオ組み立てキットをもらった。
本人の興味はもとより、ダンナが電子工作の初歩を覚えるのにちょうどいいからといって薦めたからだ。
年が明けて、家族そろってのんびりできる休日に、ダンナと娘ははんだごてを持ってラジオの組み立てに取り掛かった。

はんだ付けって、そばて見ているだけで面白い。基盤の穴に部品の足を突っ込み、ひっくり返して足のまわりをはんだで固定するわけだが、はんだを部品の足に添え、こてを当てると、あっというまにはんだが溶けて穴を埋める。これで部品は固定され、電気の通る道も確保される。
はんだづけを発明した人ってすごいな。

もちろんアイロンのように熱いはんだごてを使用するし、回路図も読まなくてはいけないので、娘にはだんながつきっきりで指導する。完成には、たっぷり午前中いっぱいかかった。

さて、ラジオは鳴るのか。さっそく乾電池をとりつけて鳴らすも、うんともすんともいわない。ダンナが回路をチェックして、はんだ付けのうまくいっていないところを補強し、アンテナの接続をやりなおし、しばらくいじっていたら、鳴った! 感度はかなり良い。スピーカーもよく鳴る。あとは、ダイヤルに目盛りがついていればというところ。

午後から娘はラジオを友に子供部屋にこもり、勉強を始めた。

ちょうど同じ頃、私も子供部屋でビオラを弾いていた。発表会まであと3週間だし、翌日にはピアノの先生と合わせる約束がある。
最近、ビオラの練習室は子供部屋で(居間でやると家族がくつろげないし、モノが多いので充分なスペースもない)、楽器も楽譜も常にそこに置いてあるので、この日も、ダンナが出かけたスキに、当然のように子供部屋でビオラを弾き始めたのだった。

そこへ、娘がやってきて、ラジオを鳴らしながら進×ゼミをはじめる。ビオラの騒音を気にしないのは前から知っていたが、今回はラジオがついている。自分の弾いている曲とラジオから流れてくるポップスが交じり合って、だんだんわけがわからなくなってきた。
もともと娘の部屋を借りているわけだから、私も移動すればいいものを、なんだか意地になって、弾き続けていた。ところが、そうすればするほど余計にラジオの音が耳につく。

ついにギブアップしたのは、寺尾聡の「ルビーの指輪」が流れてきた時だった。中学生のころ、すごく好きな曲だった。しかし、どうしてこんなに古い曲を今ごろラジオで流すかねぇ。しかも洋楽中心の局で。
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