「のだめ」のパリ編、10巻~13巻まで読みきった。
日本編より、スケールが大きくなって面白い。指揮者コンクールの様子とか、音楽院の様子とか、いろんな国の人間と音楽が混じって楽しい。
音楽やる人間は、いろんなスタイルがあるにしても、みんな自己主張強いんだよな。そうでなくてはやっていけないし。
文学というか、もの書きをしている人間も、やはり自己主張は強いのだけど、それが直接というよりはワンクッション置いて表れている、言い変えれば2~3回屈折してから表に出てくるような気がする。(だから性格が悪いほどすぐれた小説を書ける、とも言われている)
楽しく「のだめ」を読みきったのはいいが、肝心ののだめ演奏会をパスすることにした。
リハーサルと本番のため、28日29日の両日で子供をどこかにあずけなくてはならないが、それが無理っぽくなってきたため。
どちらか1日はダンナにまかせるとして、あとの1日を実家を当てにしていたら、それがあやしくなってきた。妹が出産のため里帰りしていて、そのころには生後1週間ぐらいの赤ちゃんがいる……。(いや、本当はとっくに生まれているはすが、予定日を一週間オーバーして、まだ産まれない。母子共に大丈夫なのか)
それだけでなく、28日の夜に、昨年のハンドベル打ち上げパーティがあるという。親子で参加して下さいとのこと。私はべつに行かなくてもどうということはないが、娘が非常に行きたがっている。親の趣味のために娘の楽しみをフイにするのはしのびないし、それでなくても春以降、オケの練習のために子供たちの日曜日をつぶさなくてはいけないし、とうーんと考えて、止めにした。
母親は一人しかいないが、びよら弾きはたくさんいる。
そうだ、のだめの12巻でシベリウスの2番が登場した。もう、聴くだけなら本当に雄大でかっこいい。聴いて天国、弾いて地獄なのさ。(←譜面を見るだけでうんざりしている)
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