昨日、2012年6月6日は金星の太陽面通過(ヴィーナス・トランジット)があった日。つい2週間ばかり前に金環食があったせいか、かなり話題になった。
娘に日食観察用グラスを持たせてしまったので、自分はネット中継でも見ればいいやと思っていた(そして実際Uストリームで見たのだけど)ところ、実家に行ったら父が自家製の観察グラスを双眼鏡にくっつけて見ていたので、それに便乗してリアル金星before太陽を見ることができた。
まるで太陽のホクロだったね。
と、ここまでは金環食の話がしたいがための前フリ。本当は食のすぐあとに書けば良かったんだけど、その頃はちょうど個人的イベントが目白押しで、それこそ「誰か日曜日を分けて下さい」っていう状態だったので…。
金環食は前からかなーり楽しみにしていて、日食観察用グラスも割と早めに用意した……つもりがふと気づくと一人分しか入手しておらず、前日になったらどこもかしこも売切れ。こうなることは予想がついたのになぜ対策しておかなかった、自分?
さてさて、我が家のメンバーは「その時」どうしていたか。
息子→日食観測のため部活の朝練が中止になったので、早々と学校へゆき、ペンケースに入れてあった日食観察グラス兼定規(要するに黒い塗りつぶしのある定規)を取り出し、リングになった瞬間も含め思う存分観察する。
娘→やはり高校の先生が天体望遠鏡を出して観測会を開いてくれるというので、早めに学校へ行く予定だったが、諸事情で寝坊し、母に車で学校まで送らせる。しかも学校へ行く途中で金環食始まる。観察グラスを持たない娘は自分の手でピンホールを作り、車のダッシュボードに三日月型の太陽を投影して観察する。
母(自分)→やはり観察グラスを持っていないので、家でゆっくりTV中継でも見ようかと思っていたところ、↑の事情により、一番いい時間帯を運転しながら過ごす。金環食の最中はあたりが夕暮れっぽい光に包まれたこと(でも意外に明るい)、街の中が金環食に興味を持つひとと、それどころではないひとの二種類にぱきっと分かれていたこと、などを観察しつつ、また、信号待ち中には娘と同じように自前のピンホールで太陽を観察。「そこのお嬢さん、数秒でいいから観察グラス貸して」と言いたい衝動に駆られたが、思うだけにした。
父(ダンナ)→いつも通り出勤。食の時間は地下鉄の中かと。
三日月形の木漏れ日。これもピンホール効果のひとつ。
数日後。
金環食を生で見そこねた〜と嘆いていたら、「観察メガネなら、小学校のときの部分日食で使ったやつをまだ持ってるのに」と、息子が勉強机のマット下から日食観察グラスをひっぱり出したのだった。
あ〜もう! orz
PR
COMMENT
No Title
Re:No Title
で、その後、返品or返金できました?
No Title
後で、ハンズに行ったら、1500円のしか売ってなかったので、
意地をはらずにそのまま持っておけばよかったです。
W悲惨。
Wの悲惨?
そういえば、むかし「Wの悲劇」って映画がありましたっけ。