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びおら弾きの微妙にズレた日々

今どきの結婚式

今どきといっても、自分が結婚したころとそんなに違っているとは思えなかった。運動会の前日、先週の土曜日はめでたく親戚の子が結婚式を挙げた。我が家は家族そろって招待を受けたものの、何を来ていくかで悩んだ。
男性陣はスーツを着ておけばいいので楽だが(息子のジャケット+短パンは古着屋でナイスなのを見つけた)、女の子(?)組が難しい。洋装なら着るのが楽だけど、年齢と立場に応じてスーツからワンピースまで選択肢はいろいろ。
結局、格式的には一番文句のない和装で。幸い娘が親戚から着物を頂いたところだったので、振袖デビューさせることに決めて、自分もそれに合わせて留袖を着ることに決めた。(留袖はレンタル。着付けとヘアメイクは結婚式会場で頼んだ)。日頃着物など着たことがないので、着付けの基本を本で調べたり、小物を買い集めたりと、直前は結構慌しい。でも、一度揃えておけば、この先ずっと使えるので、いいチャンスなんだと思う。
結婚式は昔を思い出して色々と懐かしかった。ひとつ大きく違っていたのは、式の形式。自分たちは三三九度の盃を交わす神式だったが、この日のカップルが式を挙げたのは結婚式会場専属の教会だった。賛美歌が流れ、牧師(ということは新教かな?)が聖書の言葉を唱えて二人の結婚の契約を取りしきる。(ヨーロッパ社会において、結婚はれっきとした契約=財産を分かち合うという約束であり、しかも神の名において契約するので、基本的に離婚はNG)学生時代になじんだ聖書の言葉が次々と流れてゆく。信者でもないのにキリスト教の神の前で誓約することに何の意味が? と思わざるを得なかったが、これに違和感を覚えない人も多いのだろう。でも少なくとも神道や仏教なら、信者でないとしても日本で生まれ育っていれば自然とそれらの価値観の影響を受けているから、もう少ししっくり来ると思うな。
れはさておき、式のBGMが生演奏なのが面白かった。音大生のアルバイトじゃないかと思うのだが、バイオリン弾き1名、聖歌隊(兼ハンドベル演奏・オルガン演奏)4名が美しく賛美歌を歌い上げたり、エルガーの「愛の挨拶」で列席者を迎えたり、バッハの曲をBGMに流したりしていた。近世までのヨーロッパの儀式はこんな風に生BGMがついていたんだなぁと想像をたくましくして楽しんだ。

披露宴は、場所や規模や細かい演出は全然違うけど、主賓の挨拶、ケーキ入刀、お色直し、キャンドルサービス、友人からの祝福の言葉、余興、新郎新婦からそれぞれの両親へ花束を送るところまで、昔と変わらない。もちろん新郎新婦は見せ物に徹しなくてはならないというところも。
披露宴なんて形式主義の最たるもので、新郎新婦は式場側の思惑に無駄に踊らされているよなぁ、と、いつも思うけど、それでも本人たちにとってはそれまでの自分を振り返る大きな折り目になるようだ。そして翌朝から恐怖の(?)結婚生活が始まるのさ♪
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