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びおら弾きの微妙にズレた日々

合唱コンクールいろいろ

中学・高校で文化祭たけなわのこの時期、息子の中学校も文化祭はやってきた。中学の場合は自主企画はほとんどなく、1日目は地元の人たちによる各種文化講座(手話、生花、木工細工、棒の手、囲碁、フラダンスなど種類は色々)を受け、2日目は市内のホールを借りて合唱コンクールとなる。
お祭り騒ぎというよりは、日ごろの勉強の延長みたいなもので、何をするにしても整然と素早い集団行動、休憩と本番の気持ちの切り替えが要求される。大変そうだなとは思ったが、それでも子どもたちは結構楽しんでいた。特に合唱コンクールはクラス対抗のバトルみたいなものだから、熱が入る入る。表彰式ではついにタガが外れ「◯組サイコー!」「イェー!」と雄叫びをあげるクラスも。

今年は全学年の合唱を最初からずっと通して見たが、すると学年ごとに上手くなってゆくのがよくわかって面白い。声量、音程、表現力、どれをとっても1学年上がるごとにはっきりとレベルが上がる。1年生をヒヨコ、2年生をメンドリとすると、3年生は鳴き声コンテストに出るレベルのオンドリだね。
特に3年生全員がまとまって歌った「信じる」(作詞:谷川俊太郎)は、あまりの迫力とていねいな表現に鳥肌が立った。その中のひとりとして真剣に歌っている息子君を見るにつけ、大きくなったなと。

さて、その翌日、今度は自分が仕事でホールの事務所に入り、違う中学校の文化祭をモニター越しに眺めることになった。
そこは午前に合唱コンクールを済ませ、午後はオーケストラの弦楽器チームを呼んで音楽鑑賞。これは生徒たち寝るぞーと思っていたら、なんとその中学校の音楽教師がバイオリンを抱えて飛び入り。オケをバックにして情熱大陸を弾くわ、ビバルディの四季「春」のソロを弾くわと、大活躍。部外者が見てもなかなか楽しい演出だった。
その中学校は比較的新しい学校で、ホールで合唱コンクールを行うことや、生徒たちによる実行委員会を立ち上げること、その他初めての試みが多い文化祭だったようだ。
その中学、生徒たちのお行儀がいいとはあまり言えなかったが、教師側の気持ち――学校という堅苦しい枠組みの中でも、できる限る生徒に色々な体験をさせてやりたい、という気持ちはとても強いように感じた。数年後、この中学校の生徒たちは文化祭のことをどんな風に思い出すのだろうか。もしかして100人に1人くらいは「忘れられない体験になった」として思い出してくれるのだろうか。


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