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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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夏といえば

メディアで戦争特集が増える季節。
それでも自分が子どものころよりは減ったのかな。いっときは毎年のように「火垂るの墓」が放映されてたからね。児童文学も戦争を扱ったのがとても多くて、当時はそれが結構うざかったりした。あ、またか。という感じで。(あいにく、その当時は「うざい」という言葉はなかった/苦笑)

ところが、逆に戦争が教科書の中の出来事でしかない世代が増え、夏の戦争特集の内容が軽くなって、だんだんと記憶の彼方の出来事になりつつあるのを感じると、それはそれで不安をおぼえてしまう。

自分の世代はまだ、親の実家が焼夷弾で焼けたとか、親戚の誰かが南方の戦線から帰ってこなかったとか、原爆で亡くなったとかいう生の体験談をいやと言うほど聞かされたりしていたせいだろうか。

だから先日、ロボット型携帯が活躍する某ドラマで、特攻隊員として亡くなった男性と残された彼の奥さんをメインに扱った話を見て、ひどく感心してしまった。このドラマは明らかに小学生がターゲットなので、小難しい言葉や理屈は使ってないし、しかもハッピーエンドで終わらせてあるのだが、(←じつはこれに一番驚いた)それでいて、戦争で人が死ぬというのがどういうことなのか、ちゃんと肌身で感じられるような話になっていて、見事なものだった。

戦争の記憶は、ヒステリックに騒ぎ立てるものではないが、でも忘れちゃいけないことだ。日本はとりあえず戦争が終わったけれど、終わっていない場所はたくさんあるのだし。
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