本場(英国)のエイプリルフールは午前中のみらしい。
ここも、そろそろエイプリルフールはお終いにして通常営業に戻ろう。
先だっての日曜日、春の知多半島をドライブしてきた。道ばたの菜の花が全開。
おりしも小女子(こうなご)シーズンで、港のあちこちで水揚げされた小女子を干す光景がみられた。
民宿の食堂で頂いた小女子の佃煮は柔らかくほどよい甘さで、それはもう絶品。
この時期の知多の海は、色々と思い出深い。
学生の頃、オーケストラの春合宿では、毎年知多半島の海辺の旅館にお世話になっていた。
宿の前はすぐ砂浜だったり、部屋の中は一日中ざりざりしていたり、誰が取ったのか、手洗い場にバケツ一杯分のアサリが置いてあったり。
朝から晩まで楽器を弾いた練習の日々は、それはそれは厳しくて恐ろしく、涙無しには語れない。(誇張表現が多少アリだけど)
合宿の帰りに寄り道をして漁港へ大アサリ焼きを食べに行ったら、店のおばちゃんが白いご飯と小女子の佃煮をサービスしてくれて、それが壮絶に美味しかったことを思い出す。
今でもこの時期に海に行くとやたらに懐かしくなるのは、当時の濃い思い出を忘れきれないからなのだろう。
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COMMENT
無題
時期的にまだ寒くて、風邪で倒れる人もいて、
病人部屋というものが存在していましたね。
私は一度も行かずに卒業できました!
でも、帰りに寄り道して美味しいものを食べていらしたとは知りませんでした。
Re:無題
私も一度もお世話にならずにすみましたが、朝から晩まで楽器を弾いて、とにかくハードな日々でしたよ。若いからできたんでしょうね。
>でも、帰りに寄り道して美味しいものを食べていらしたとは知りませんでした。
あはは。そろそろ時効かな?と思いまして。春先に帰省されることがありましたら、師崎や豊浜まで足を伸ばして、ぜひ味わってみて下さい。