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びおら弾きの微妙にズレた日々

局地的感動ですが

愛知万博の中でもマイナーな離れ小島だった瀬戸会場がその後どうなったか。
会場は二分され、入場口があった側は天水皿+小さな公園、パビリオンがあった側は、愛知海上の森センターとなった。毎年、3月と9月には記念イベントがある。今年は開幕5周年記念ということで、20日に少しだけ大きなイベントがあった。お決まりの体験コーナーに加え、イベント用ステージを復活させて、各種団体の発表会。

その日、特に出かける予定はなかったのだが、いつもはどこかへ遊びに行く息子が、どうしたわけか家でゴロゴロしてヒマを持てあましていたので、散歩と称して海上の森センターへ出かけた。徒歩10分。

着いてみるとステージでは学生のジャズバンドが準備中。ちょっと様子を見ようかと思って席にすわり、後ろがガヤガヤうるさいなと思って振り返ったら、そこには見慣れた子どもたちの姿が……。
地元の小学生だった。さらに子どもたちをまとめる先生方はもう見覚えありあり。いつもお世話になっている金管バンド部顧問の先生と、水質パトロール隊でこれまた大変お世話になった(時には逆転したこともある)先生だった。

小学生が出し物をするなんて全く知らず、出演前のちょうどいいタイミングで会場にやって来たのだった。

そしてやんちゃ盛りの2年生が何をやってくれたかというと、群読+合唱だった。テーマはずばり環境問題。温暖化と水質汚染。歌と舞台の構成は金管の先生の得意わざ、環境問題は水質パトロール隊の先生の得意分野。
2年生が暗記してしゃべる台詞だから、決して難しい言葉はない。身近な物事を通じて環境の変化を語る。正直、温暖化に関しては本当に人間の活動のせいだけにしていいのか?という疑問はあるが、川の汚れについては、この夏に調べて感じたことがそのまま台詞に反映されている。
合間合間にはさまる歌もたぶんオリジナル。当然暗譜。彼らの努力と先生方の手間暇を考えるとそれだけで目が回りそうだった。
そして2年生の放つ言葉は歌も群読もそれはそれはパワフルで、司会者のお姉さん(かつて瀬戸日本館で群読プログラムに参加)に感動の涙を流させたのだった。

個人的に心底すごいと思ったのは、水質パトロール隊を指揮した先生。問題を見いだし、調査してそれなりの事実をつかんで結論を出し、それを社会に向けてアピールしてしまう強固な意志が半端ない。一人でやるのではなく教師として子どもたちと保護者をうまく巻き込みながら進める行動力も見事。行動力がある分、他の先生方は相当振り回されたと想像がつくのだけどね。(もちろん保護者も…/汗 よその学校なら絶対クレームの嵐)
この先生も今年で定年退職。時代の風潮からいって、こんなタイプの先生はもう現れないだろうなあ。

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