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びおら弾きの微妙にズレた日々

探検隊?

二日ばかり前のこと、夏休みの特別授業として川を下りつつ環境を調査することになっていた。
ところが猛暑のため途中で中止。代わりに山中の渓流で水生昆虫を調べることになった。

沢登りごっこ
しかし、メンバーは遊びたい盛りの小学生男子ばかり。
全員ずぶぬれで水遊び。
ついには引率の先生がロープを持ち出し、
少しばかり急な流れのところで
沢登り体験をさせてくれることに。


水生昆虫はというと……付き添った母たちがせっせと流れの中の石をひっくり返して探し出しましたとさ。
それが、モリコロの故郷として有名な場所の割に、驚くほど虫の幼虫が少ない。魚もあまり見かけない。見た目はきれいな流れなのに。

じつは「海上の森」と呼ばれる一帯は、かつて過剰伐採のために禿山となったところで、明治時代に大規模な植林が行われて復活した山。なので大木がなく、森としてはとても若い。山中の池はあくまで砂防ダムであり、天然の池とは違う。ウサギやイノシシは住み着くようになったが、川の生態系が完全に復活するところまでは行っていないのかもしれない。

だから、海上の森が何らかのシンボルになるとしたら、それは豊かな自然の象徴ではなく、一度枯渇させた自然を人間が元に戻そうと試みている、その過程を表すものとして意味を持つのだろうと思っている。
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