先週の金曜日は、小学校の学習発表会。一年の成果を劇や音楽で発表するというもの。一昔前なら学芸会と呼ぶところ、かな。今はすっかり簡素化されて、なるべく先生方に負担のないようになっている。
たとえば、出し物のレベルがあまり手間隙のかからないものになっていること。本格的な劇や合奏ではなく、両方を取り入れつつ、両方とも中途半端な出来栄えのもの。子どもたちの向き不向きを考えてのことかもしれない。
また、自分が小学生の時は、全児童が1時間目から6時間目まで体育館につめてすべての演目を見ることができて、お祭りみたいに楽しかったけど、子どもたちの場合は1-2時間目は1、2年生が体育館に集まって発表&見学。3-4時間目は3、4年生が…というふう。
1年生も6年生の演目が見られるといいのにと思うんだけど、すると丸一日授業がつぶれちゃうから良くないんだろうな。 ただでさえ、授業時間が短い時代だから。
さてさて、2年生の息子は、音楽劇で「泣いた赤鬼」で、村人役をやった。端役の割には長いセリフ。よかったよかった。(上の娘が2年生の時も同じ演目だったな。彼女の役はなんと赤鬼)
息子の担任の先生は、本来音楽が専門なので、劇のBGMはすべて子どもたちの歌とピアニカ、ピアノ。先生がきっちり発音の指導をしてくれるため、どの子もセリフが大きくクリアに言えていた。子どもって、「大きな声で」と言われると、つい怒鳴り声や金切り声みたいになるところがあるけど、そういうことはなく、お腹の底からいい声を出していたなあ。
5年生の娘はリコーダー隊。
低学年は、各クラスごとに出し物を発表するのに対し、高学年は学年全体で何かをやる。(具体的には一年の出来事を劇と合奏で振り返る) それで、合奏隊と劇をするグループとに分かれるのだが、娘は目立つのがいやだといって、リコーダーにまわった。ピアノ伴奏もやればできるのに、募集があったとき、ちょっと迷ってやめたという。2年生の時に主役をはったのが嘘のよう。(苦笑)
振り返ってみれば、変わり目は2年前の骨折事件のような気がする。あの時以来、親からもらった「人付き合いめんどくさい」遺伝子が発現したような……。
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