その1が見当たりませんね。
実は、螢石さんの
ブログ記事からタイトルだけ拝借しました。
(螢石さんの記事は、タイトルのつけ方がとても面白いのです。もちろん本文も)
我が家の水槽にも、ちょっとした変化がありました。
今朝、二階から下りて来た娘が、目に涙をいっぱいためて言った。
「副隊長が……」
それだけで事態は理解できた。2階で飼っている3匹の金魚のうち、いちばん尾びれが長くて優雅なリュウキンが、夜中のうちに昇天してしまったらしい。
見に行くと、そのリュウキンは水槽の底に横たわったまま、水の動きに弄ばれるままゆらゆら揺れていた。
ちなみに昨日まで3匹いたはずのメダカ(一度食われてから買い足した)も1匹しかいない。よく見ると、1匹は死骸になっていて、もう1匹はどこを探しても見つからなかった。たぶん、金魚の腹の中だ。
ショックで朝食がまともに喉を通らなかった娘だが、学校に行く前にはもうこんなことを言う。
「副隊長2世はどんな金魚にしようかな」
立ち直りの早いやつだ。というか、小さな生き物の死をたくさん見ているので、生き物は遅かれ早かれ死ぬもんだということを肌身で理解しているのだろう。
昨秋はカブトムシを死ぬまで自分で世話したし、最近ではメダカが食われた事件があったり、ツバメのヒナが巣から落ちて干からびてしまったのを発見したり、田舎に住んでいるといろいろあるので。
ということで、昨日まで賑やかだった水槽は、妙にすっきりしてしまった。
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COMMENT
まずは副隊長のご冥福をお祈りいたします。
この文を読んであれ?と思ったのは「金魚が沈んでいる」というところです。うちの金魚はみな、昇天するとき浮きます!これは東日本と西日本のちがいでしょうか。
リュウキンは優雅ですよね。あの尾っぽがゆらゆらするところが特に。しかし、金魚は多くのかたに飼育経験があるものですね。日本の風物詩ですね。
Re:ありがとうございます
水底に沈んでいたのは、金魚だけでなく、メダカもそうでした。これは西日本と東日本では気圧が違うとかいうのではなく(こらこら)、観察してみると、死後時間がたって内臓がいたみ、ガスが発生すると浮いてくるようです。まあ、メダカなんかだと浮く前に食べられちゃうのですが。
たぶん、娘が見つけた時点では、死後数時間というところでしょう。(ああまるで、魚の検死官みたいなコメント)それが浮く前に庭に埋めてやりました。これでまた土が肥えます。
さて、副隊長2世はどうなることやら。あんなに綺麗で長い尾びれの持ち主は、ペットショップに行ってもなかなか見当たりません。