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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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犬語のレッスン

お犬様が我が家に引き取られてから三ヶ月をすぎた。
犬は少しずつ自分の居場所を屋内へと進出させ、今では天気のいい日も玄関で番犬(いちおう)をしている。
老犬だから当たり前なのかもしれないが、とにかくほとんど一日中寝ている。起きるのは、空腹をおぼえた時または催した時、または寝るのに飽きたとき。目が覚めるとたいてい一声なく。誰も反応がないとさらに鳴いて吠える。内容はいろいろ。

ワンワン!→エサくれ
ワンワン!→のどがかわいた
ワンワン!→シッコした
ワンワン!→散歩につれてけ
ワンワン!→人恋しい

言葉にすれば、どれも「ワンワン」になってしまうが(笑)、状況と声音の違いでおおよその意味がわかるようになった。要するにベイビーちゃんの扱いと同じだ。
犬も言いたいことが通じるとストレスが減るのか、無駄ぼえ(と思われていた「ワンワン」)が減り、さらにこちらの言いたいことも多少は通じるようになった。こう書くとすっかり我が家に馴染んだかのようだし、実際、腹を見せて寝るようになったし(実は立派なオス犬だった/汗)、でも部屋の中にはなかなか入れてもらえない。

問題はニオイとトイレの場所なんだよねぇ。

犬だから仕方ないけど、何回シャンプーしても犬臭さはとれないし、歯石がびっしりついてお口くさーい、だし。歯磨きガムくらいではなんともならない。
トイレは玄関の特定の場所でやるようになったけれど、逆にそれ以外の場所ではしない(庭は除く)。犬シーツ=トイレ、という認識を作るのに失敗した模様。つまりトイレの場所を動かせないので、結果として玄関には田舎の香水の香りがほんのり漂うことに。しかも、水ぶきをして消臭剤をまいて、ようやく「ほんのり」程度に抑えられるかと。
さらに不思議なことに、試しに室内に入れてみると、催した時は玄関へゆかず、ひと目のないときを狙って、キッチンのごみ箱にひっかけてゆくのだ。原因はゴミの臭いだと思われるが、何度叱ってにおい消しをまいてもマーキングをあきらめないので、やはり室内に置けそうにない。この間は家人がキレて犬を庭に放り出した。

早く元の飼い主のところへ戻れるといいなぁ。お互いのために。
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