昨日は毎年恒例の町内対抗大運動会。
対抗なので、町の名誉がかかっている。チーム編成もよくよく戦略を練って考えられる。
というのは半分冗談で、参加者はたいてい、しがらみで出ざるを得なかったり、景品目当てだったりして、本気で勝ちたいから出る、という人は少数。……だと思う。
町内対抗だからといって、すべての種目が勝敗につながるわけでなく、スリッパ飛ばし競争や、借り物競走、風船割り競走など、当日参加OKのお楽しみ種目も半分くらいある。どの競技も出れば何がしかの景品がもらえる。
これが我が家の戦利品。
ハンドソープ2種×2本
食品保存袋(ジップロックみたいなやつ)1箱
洗濯洗剤の小箱1つ
クオカード500円×4
図書券500円×2 以上
金券が出るんですよ、奥さん。
クオカードは、得点種目に出ると必ず1枚もらえて、図書券は全町内で1位を取るともらえるそう。すごいねぇ。どんな種目にしても強者揃いのこの地区で、1位を取るには体力だけでなく知恵も必要なのだ。
で、なんの種目で一位を取ったかというと、長縄跳び。小学校の運動会など、クラス対抗で盛り上がるアレ。チーム編成は回し手二人+男女各5人の合計12名。年齢制限はなし。ということで、うちの町内は小学生~10代を中心にチームを組む。うちの子らも参加。回し手は体力に自信のある(?)大人。自分も経験があるが、大人だと、20回も飛ぶと足が上がらなくなるのでダメだったりする。リズム感も総じて子どもたちのほうがいい。
なので、チームのメンバーを見た時点で、上位入賞は予想できたが、まさか1位とはねえ。コンビニで使えるクオカードも好きなコミックが買える図書券も、子どもたちにとってはよいご褒美だ。
一方自分は綱引きに出場。決して自信があるのではなく、お付き合いで何か出なくちゃ、それなら、個人の力量がまともに人目にさらされるトラック競技ではなく、「みんないっしょ」で戦うのがいいわ→10人でバトルする綱引きへ。
しかし、入場門の後ろで待機した時点ですでに負けを認めた。だって隣に並ぶ相手チームとの体格差がすごすぎる。というか、どの町内も、どこから引っ張り出してきたのか、文字通りアンカーになれる巨漢選手を持っていたりする。なのにうちの町内、大きい人が少ないのよねー。女性なんかみんな働き者だからみんなスリムで……(あ、でも、額面通りに受け取らないでくださいね)。
しかも、相手チームには競技綱引きのプロらしき人がいて、しきりと戦略を指南している。内容は面白いのだけど、そんな戦略必要ないよ…と心のなかでつぶやきながら待機時間をすごした。
合言葉は「とにかくケガしないように」。いやもう、ほんとに強いチームと当たると、いきなりすこーんと引っ張られて転倒したり、ひどいと肩を脱臼したり、という話も聞くのでね……。
結果は、健闘の末初戦敗退、景品は(洗剤の)トップの小箱だった。無事に生還したからよしとしよう。あとの楽しみは町内対抗年齢別リレーだ、うちのお嬢さんも出るし、と思っていたら、お弁当を配る時間になって、雨が降ってきた。しばらく様子を見ていたが、雨脚は強くなる一方で、結局午後からは中止。景品と弁当を持ち帰っておしまい、となった。
雨で中止なんて、結婚してこの地に住むようになってから初めてだ。もしかすると、リレーに出たくない女子高校生が密かに雨乞いしてたとかしてないとか。(なにしろ、本人いわく「公開処刑」だって)
で、今日は肩から腰から、なぜか腹筋まで筋肉痛。
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