実家の母の還暦を祝うため、両親や妹親子といつしょにJR髙島屋のレストラン街へ出かけた。ちょっと贅沢に「なだ万」で季節限定ランチを注文した。
……さすがに美味しい。日ごろの宴会メニューよりワンランク上の味だったし、サービスで赤飯を出してもらったり、記念写真をとってもらったりと、接客も至れり尽せり。もちろんそれなりの御代は出しているわけだけど、上流の雰囲気をちょっとだけ味わった。
それで、どうして「はらぺこあおむし」の画像が貼ってあるかというと、髙島屋の10階で、エリック・カール展が開催されているからなのだ(^^) 期間は2/17~3/8まで。
エリック・カールの絵は大好きで、今年のカレンダーにも使っている。大胆で鮮やかで絶妙のバランスを持つ色使いがとてもいい。
食事の後、絵を趣味にしている妹と2人で堪能してきた。原画は本当に鮮やかだったし、面白いのはボツになった原画も試作品として展示されていたこと。なぜそれがボツになったのか、実際に絵本に使われた絵と比べながら見ると、いろいろ考えさせられて興味深い。
また、絵本の原画以外の作品、つまり普通に絵画として鑑賞できる作品も展示されていて、それは明らかにピカソやクレーの洗礼を受けた現代絵だった。ああやっぱりな、とものすごく納得した。
会場の外に出ると、そこはお決まりの土産売り場で、絵本のみならずファンなら垂涎ものの「あおむし」グッズが山積み。同じくエリック・カールの絵を愛する娘のためにお土産を選んでやった。そうしないと「ママだけずるい~」と怒りを買うことになるので。
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