昨日のことだ。3時すぎに帰ってくるはずの子供たちがちっとも帰ってこない。この間、集団下校にもかかわらず、一年生を一人で歩かせて帰ってきた子どもたちの様子を見るのもかねて近くまで迎えに出た。
近所の団地方面へ帰る通学班がぞろぞろ歩いている。うちの子たちももうすぐかと思い、遠くから見張っていたが、ちっとも姿を現さない。おかしいなあとおもいつつ、どんどん通学路を遡っていったら、いたいた。道端で騒いでいる集団が。近づいてみれば、見覚えのある面々が用水路でカエルを捕まえてあそんでいる。彼らの後ろにはもう、どの通学班もいない。_| ̄|○
「遊んでいないでちゃんと帰りなさい」といちおう小言を言う。ただ、自分も道草大好きなので、本気では言えない。とりあえず、一人きりで歩かないこと、車に気をつけること、ができていればいい。子供たちもそのへんは見透かしているらしく、大人しくついてくるようで、田んぼのあぜ道から
スイバを抜き取っては噛みながら歩く始末。5年生がやるもんだから、いつの間にか1年生まで真似をしている。文字通り道草を食うとはこのことだ。
もう少しすれば用水路には、メダカをはじめ、小魚やザリガニが現れる。すると彼らの帰宅時間はますます遅くなるのか。
事故にあわなきゃ別にいいんだけどでも、一斉下校のたびに心配になってお迎えにいく事態はさけたいかも。
PR
COMMENT
道草
うちの日記に絶対書かねばと思っているところ。
今日日,子どもの安全のためとはいえ,何となく味気ないですよね。
いい意味で道草が出来る社会になって欲しいです。
Re:道草
最近、安全を優先しなくてはならない世の中で、本当に帰り道がつまらなくなったと思います。特にこっちのような田舎では、自然と戯れる絶好のチャンスなんですがねぇ。ちなみに私が子供のころは、捨てられた工場の機械、すなわち空き地に放置されていた産業廃棄物の中で戯れていた記憶があります(汗)。 だって田んぼは農薬をまくから入ってはいけないと言われていたし。1970年代の話です。