びおら弾きの微妙にズレた日々

飛び立たせる時が来たようです

年が明けてからというもの、ずっと忙しくてSNSで遊ぶヒマすらなかったのだが、その理由のひとつが娘の巣立ち。

我が家のお嬢さん、「おら東京さいぐだ」とばかりに就職をあちらで決めたのが昨年の6月ごろ。年が明けて2月に入ったある日のこと、そろそろ新居を決めなくてはと思っていると「明後日、東京で部屋探してくる」と突然言われ、あわてて自分も新幹線のチケットを買ってついていった(人生で二度目の東京行き/ただし修学旅行はノーカウント)。

ほぼ予想通り東京駅で迷子になり、先に夜行バスで到着していた娘と合流しそこねるかとヒヤヒヤしたが、無事に現地の不動産屋さんで合流。
家賃の条件が厳しいため、部屋探しはなかなかハードな作業だったが、まあここなら、という物件はちゃんと見つかったし、ふらりと入った和食店のランチがなかなかイケたり、時間つぶしで川のほとりを散歩したりで、半分くらいは観光気分であちこち回った。

その後、ダンナ氏とすったもんだあったものの、なんとか入居先を決め、手続き開始。そしてお引越し。これが、大変なのですよ。なにしろ部屋いっぱいにモノを溜め込んだ娘、何を持ち出し何を置いていくのか選別作業が大変(なはず)。引越し業者は3月に入ると超絶忙しくなるので、早めに手配するようにと急かしたり、新居で手配する家具や家電は何か決めたり。もちろん娘主導だけども、横から支えまくり。

3月某日、晴れてお引っ越し。買い出しに行ったり配送されたロフトベッドを二人がかりで組み上げたりと、よく働いた。車がないので、公共交通期間で買い出しをしたわけだが、車移動に慣れきった身には、かなーりめんどくさい(そしてバスを乗り間違える悲劇もw)。ホームセンターで提供してくれる軽トラ貸出しサービスのありがたみが身にしみた。見た目は都内ナンバーだけども中身は尾張小牧ナンバーの軽トラがブイブイ走りますよ(みんな避けて)。

そんなこんなで、引っ越し前半戦は終了。娘は卒業式やらこちらでやり残した諸手続きがあるので、いったん帰宅し、やはり親子であちこち走り回る。


 


そして晴れの卒業式。4年前の入学式では自宅待機だった母も、卒業式は大学まで出向いて講義室で中継を見ることにした。おかげで学長から保護者への直々のあいさつも聞くことができた。「勇気ある知識人」。いい言葉だ。それにアップで映される総代の卒業生たちの表情もたいへん感慨深いものがあった。学生時代をどう過ごすかは人それぞれで、留学したり起業したり華々しい活躍をする子もいれば、バイトに明け暮れたりサークル活動で燃え尽きたりするタイプもいるだろうし、うちのお嬢さんのようにマイペースで好きなことをやりながらのんびり過ごしたり(本人は「のんびり」などとは思っていないだろうけど)、する子もいるのだろう。一度社会に出た身としては、学生生活を全うできておめでとう、と思う。

あとは全員ガウン&角帽着用なら、もっと雰囲気が出たのだけど(笑)

卒業式の翌日、慌ただしく娘は東京へ旅立った。当分倹約生活をしなくてはならないので、しばらく家へは帰ってこないと思うし、彼女の気持ちはすでに東京へ行ってるのがわかる。
しばらく寂しいなあと思っていたが、荷物の減った部屋をダメ押しするように片付けていたら、ずいぶん気持ちがスッキリしてきた。ツバメのヒナがぎゅうぎゅう詰めの巣から旅立つように、娘も今や狭くなった部屋を飛び出し、身の丈に合った場所へ飛んでいったんだろうなあ。

残るはあと一人、ちょっと問題児の息子氏は3年後、無事に飛び立てるのか。