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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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「ブラームス:ピアノ四重奏曲」

B00006HB8Dブラームス:ピアノ四重奏曲
クレーメル(ギドン),バシュメット(ユーリ),マイスキー(ミッシャ) アルゲリッチ(マルタ)
ユニバーサル ミュージック クラシック 2003-10-08

by G-Tools


最強/凶の4人がブラームスのピアノ四重奏曲第一番とシューマンの幻想小品集を弾く。
去年、バシュメット&モスクワ・ソロイスツが豊田に来たときに購入したCD。
(当時の日記はこちら→
クレーメルもマイスキーもソロやコンチェルトで聞くときは本当にすごいと思う。曲を消化しきってさらに自分なりの解釈を付け加えて演奏するさまが。
この二人に比べるとバシュメットはかなり柔軟性があるけれども、その音色はほかのどのヴィオリストの音より好きだ。
しかし、ここにやはり個性の強いアルゲリッチが加わるとどんなカルテットになるのだろうか……。期待半分、恐いもの見たさ半分で買ってみた。

やはりすごい。
ブラームスがブラームスくさくない。ブラームスの師匠であったシューマンも同じこと。4人の個性が気むずかし屋のブラームスやシューマンを圧倒している。だから4人の音楽を堪能することはできても、ブラームスやシューマンを聴いた気になれない。このジレンマをどうしてくれよう(苦笑)

きっとこの4人は文筆業にたとえて言うなら、翻訳者タイプでなく作家タイプなんだろうな。テキストの空気に自分を合わせるのではなく、テキストを自分のカラーに染めなくては気が済まない。それはそれでおもしろいんだけどね……。
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