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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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のだめのベト7

今回のドラマも面白かったので書いちゃいます。
ベートーベンの交響曲第7番、どんな風に料理してくれるのかと思ったら、コミックそのまんまだった。

しかし、正直なところ、バイオリンがあの体勢でたっぷりの音量を出すにはか~な~り無理がありません? 管楽器はベルアップを超えた高さだし!!(笑)
反面、弦バスが楽器をくるりと回すパフォーマンスは結構使えそう。(マジで?)
これで演奏そのものが本当に踊り飛び跳ねていれば言うことなし。あいにく、使用されていたのは端正な演奏だったので、それだけ残念。

のだめちゃんがピアノで弾いていたベト7はいい感じだったな。そうそう、ベートーベン大先生もそんなイメージで曲を書いたのよ、て思った。
ベートーベンの交響曲はなぜかタイトル(副題)つきのものが多くて、3番の英雄、5番の運命、6番の田園、9番の合唱付きなどなど、曲は知らなくてもタイトルは有名なものがずらりと並ぶ。7番は人気曲なのにタイトルがない。あの曲の雰囲気からすると「陶酔」とか「ディオニソス」なんてどうかね? と思ってしまうのだけど。そのぐらい、曲そのものが跳びはねていて、「先生、何がそんなに嬉しいんですか?」と作曲者に尋ねたくなるほどなのだ。
聞くだけでアドレナリンが増加しそうな上昇音型が多用されているし、スキップしたくなるような付点付きのリズムが雨あられと降ってくるし、後半じゃ、ホルンが吠えるし。少なくとも私にとっては車の運転中に聞くとアクセルを踏みすぎて危険。
個性の強いSオケにこの曲をやらせたミルヒー(=シュトレーゼマン)、ひいては原作者の意図は見事に的中したことが、実際に聞いてみてよくわかった。

最後に。指揮者ってつらいよね。見た目ほど派手でも楽でもない。水上の姿は優雅だけども水面下ではものすごい勢いで水を掻いている白鳥みたいなもの。

次はいよいよ着ぐるみ登場? 
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