昨日、娘をピアノの練習に送って行ったついでに本屋へ寄った。そこでお目当てのダヴィンチ・コードを買い、まだ迎えに行くには時間があったので、隣のCDショップへ寄る。
中古クラシックコーナーをふらふらしていたら、ベートーベンのバイオリンソナタを見つけた。
「ヴァイオリンソナタ第5番・第9番」。いわゆる「春&クロイツェル」の組み合わせ。
実は、このカップリングはあちこちで目にしていながら、手元に置くならどの演奏がいいのか迷いすぎて、買いそびれていた。
今日見つけたのは、ギドン・クレーメルとマルタ・アルゲリッチの演奏。値段は580円。クレーメルは元々好きなので、まずハズレはありえないだろうと、また、もし外れてもこの値段なら許せると、レジへ持っていった。
今日、家事がひととおり終わってからじっくり聴いてみた。
やっぱり大当たりだ。
バイオリンは、ベートーベンに真っ向から勝負を挑んでいるような、厳しくて激しい音がする。それでいて、歌うところでは、本当に人の声のような深い音がする。
ピアノは、そんなに激しさはないのだけど、バイオリンとぴったり息が合っていて、なんか包容力があるなあ。
すっかり気に入って、こんどはクレーメルのVnコンチェルトを聞きたくなった。(もちろんベートーベンの)この人の演奏なら、きっと眠くならないはず。
アマゾンへ行って検索する。すると、バッハの無伴奏バイオリンのためのバルティータとかも出てきて、そっちも欲しくなる。
解説をいろいろ読んでいると、どうもクレーメルは現代的な演奏のため、好き嫌いが別れるようだが、自分的にはすごい好み。
PR
COMMENT