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びおら弾きの微妙にズレた日々

マーラーが無理!ならブラームス

知り合いのみなさんがマーラー音楽祭で盛り上がっている中、仕事があってステージに乗れない私は、ただ指を加えてミクシの実況を読んでいたわけではありません。自分にできることをしてきました。

職場の隣にあるホールでも演奏会がありまして、偵察がてら聴いてきました。かなり好みのプログラムです。
瀬戸市民オーケストラ第24回定期演奏会

ワーグナー 歌劇「タンホイザー」序曲
メンデルスゾーン 交響曲第4番「イタリア」
ブラームス 交響曲第1番
アンコール メンデルスゾーン「夏の夜の夢」より結婚行進曲

指揮 スティーブン・シャレット

瀬戸オケを聞いたのはこれで三度目。もともと弦はいい音を出していたけれど、今回もばっちり。これまで残念なことの多かった管はだんだん良くなってきた感じ。もちろん、タンホイザーの冒頭をはじめ、あちこちで事故は起きてるのだけど、いい感じで吹けている箇所が増えてきた印象がある。

あと、音楽的に指揮者の意図がはっきり見えて、それにオケが必死でついてゆこうとしているのがわかり、結果的にいい演奏会になったなぁと思う。ちょっと気になったことがあったとすれば、バランス、かなぁ。メロディが伴奏に埋もれてしまった箇所がいくつかあって、もったいなかった。

指揮者は若いイケメンの方で、カーテンコールで呼び出されてお辞儀をするたび、後ろの席のおばちゃんたちがしきりに「かわいい」を連発していて微笑ましかった。アメリカ生まれで、現在は日本で勉強中。日本語は流暢だとか。団員の人他にもとても評判がいいようだ。

この演奏でいちぱん感心したのがリズムのツボがきちんと押さえられているということで、プラ1の四楽章でフィナーレに突っ込むところ、あれだけきちんとリズムが噛み合っているアマチュアの演奏は初めて聞いた。タンホイザーの最後の部分、巡礼のテーマが戻ってくるところも、実はバイオリンにとってはかなり難所で、拍の頭がわからなくなって崩壊しがちなんだけど、きちんと押さえてられていたもの。これは指揮者の力量だね。
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