忍者ブログ

びおら弾きの微妙にズレた日々

命の洗濯2

本日は新緑の中をドライブしつつ、多治見市の文化会館までロビーコンサートを聴きに行ってきた。名フィルのビオラ奏者四人を招いての、市民のための無料コンサート。
会場となった多治見文化会館の大ホールは、現在改修工事中で使えないため、代わりにロビーやホワイエを使ったミニコンサートを開くことになったというお話。

広いホワイエには、仮設舞台+簡易反響板、それにパイプ椅子を並べて作った観客席が設けられていた。お客はざっと見たところ60~70人。開催時間が平日の午前だったため、客層は年配の方が8割。あとは赤ちゃんを抱えたお母さんとか、自分のように昼間でもブラブラできる仕事の人(笑)。無料とはいえ、これだけの人数が集まるってすごい。

曲目は、「愛の挨拶」やモンティのチャルダーシュ、ルロイ・アンダーソン、日本の民謡など、耳に馴染みがあって楽しく聞けるものが中心。いちばんクラシックっぽかったのはテレマンのビオラ4重奏だが、これも実にサロン向けの明るい曲だった。難易度低めなので、チャンスがあれば自分たちでも弾いてみたいなと思ったり。アンコールは「情熱大陸」で燃える燃える。どうやったらビオラでエレキバイオリンみたいな音が出るのかまったく不思議だった。

曲目解説のMCも入って、お客さんへの反応は上々。特に、アンダーソン「タイプライター」の【チン】は、2ndビオラの人が呼び出しベルを脇に置いて、弾きながら完璧なタイミングで鳴らすので大受け。

耳に優しいビオラの音色、息の合ったアンサンブル、表情豊かな旋律。これで無料はもったいない。もったいないどころか、プロの人はどうやって弾くのだろうと腕や弓の使い方、表情の付け方をしっかり観察できたので、たとえ入場料を払ったとしても十分元は取れたと思われる。
うん、せめてワンコインぐらい取ればいいのに。
PR
with Ajax Amazon