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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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年末にクリスマスを聞く

今年は大掃除がかなり順調なので(子どもたちをこき使っているせい/汗)、夜はコミックを読んだり録画を観たりする余裕が作れる。

それで、さっきまで小田和正プロデュースの「クリスマスの約束2011」を見ていた。こんな素敵な番組がやってるなんで今年まで知らなくて、なのにもう10年も続いているそうで、ひどく損をしていた気分。


それはさておき、今年のウリは42人による持ち歌メドレー。42人ですからね。サビだけ取り出したとしても30分はかかるわけですよ。シンフォニーならば30どころか40分50分はザラだけども、ポップスでそんな長丁場の曲を演奏するなんて、それだけで事件なわけで。おまけに参加者がいちいち有名どころ。

普通に考えれば、プロのミュージシャンとして活躍している人たちは、個性やクセやアクが強いし、ある意味強くないとやっていけないので、そんな連中が42人も集まったらどうなるんだ、「船頭多くして船山に登る」になるんじゃないかと余計な心配が出てくる。いろんな方向性の違う曲たちをメドレーとしてアレンジするのは大変な作業だったろうし、バリバリ活動しているミュージシャンたちを集めてのリハーサルは、さらに輪をかけて大変だったであろうことは容易に想像がつく。

うん、小田さんが中心にいたからこれだけ質の高いメドレーになったんだろうねぇ。バックコーラスのハーモニーは完璧だし、ノリ的にも完全な一体感を実現していたし。
学生時代に合唱をしていた小田先生、どれだけ正確なピッチとリズムをみんなに要求したんだろう。それだけじゃなく、小田さんが一番練習量が多かったのだという。まったくプロの仕事だな。

でも、出演したミュージシャンは誰もが本気で楽しそうだった。「こんなのだれもやったことがないよ」という企画を実現するのが楽しいだけじゃなく、他の人、といっても音楽的に認めている、あるいは尊敬している他人と共同で一つの音楽を作るのが楽しくて仕方ないみたいだった。

一人で自由に歌うのも楽しいけれど、やはり音楽は他人と心をすり合わせてなんぼだな、そこに原点があるのだな、と痛感した。






それから、久しぶりに聞く小田さんトークに何度も腹筋が崩壊しそうになった。相変わらず口が悪い(笑)。クールに見えて実はかなりの感激屋であり、新しいイタズラを常に考えているような顔をしてる。年は取っても、そのへんは変わらない。年を取れば取るほどシワは増えるけど、仲間も増えてパワフルになるの。いいなぁ、そういう生き方。
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