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びおら弾きの微妙にズレた日々

笛祭り

マイミクさんに声をかけていただき、岡崎リコーダー祭りを聴きに行ってきた→
リコーダーを愛して演奏する人ならプロ・アマ問わず参加できるという、とても楽しそうな企画で、弦楽器でも同じような企画はないものだろうかと思ったけど、それをやったら、プロとアマの力の違いが大きすぎてお客さんがつらいかもしれないと思い直した。

会場は小さ目だけどもきちんとした演奏用のホールで、ステージと客席がとても近い。
また、残響の残り具合がたっぷり目で、バスやテナーが豊かに響いていたけど、音の通るソプラノリコーダーでは響きがちょっと飽和していたかもしれない。でも、ここで室内楽の演奏会はぴったりだろうなぁ。

リコーダーの演奏会は初めてで、まず本格的なリコーダーの音と姿にへぇ…。生のバスリコーダーを初めて目にして、やっぱりへぇ…! 上手い人の豊かな身振りを見てさすが! 笛が、身体の一部みたいになっているのだ。

気になったのが、長く伸ばしたリコーダーの音が、消える直前にふっとピッチが下がること。わざとそうしている場合もあったようだが、どうも楽器の特性のようだ。あとは、音に濁りがない。弦楽器とかだと、ガリ、とかギシ、とか、どうしても雑音に近い成分が混じる(それは味わいの一種になる)んだけどね。
そして、吹く人によって音のまろやかさが全然ちがう。楽器の素材やメーカーによって音色が違うのは当然としても、やはり多少なりとも人となりは立ち現れるわけで、音色と演奏している人の顔を結びつけてあれこれ想像するのは楽しかったな(趣味が悪いですかねぇ)

前半がアマチュアグループの演奏、後半がプロによるカルテット編成での演奏。アマチュアの人たちも上手かったし(音程が完璧なグループもあった)それぞれに個性があって面白かったけど、プロの人たちはさらに上手い……というか、洗練された演奏をしていた。
アマチュアとの一番の違いは、音程でも指の回り具合でもなく、表現力。音楽の構造を理解し、どこを強調するか、誰が表に立ち、誰が支え役にまわるかをきちんとわかった上で吹いているので、聞く方にとっては音楽がわかりやすく聞きやすい。……おかげで睡魔が忍び寄ってきて、何度も舟をこいでしまったけど。(#-_-#)
洗練される前の個性やどこかとがった味わい、雑味のようなものは、やっぱりアマチュアの特権かな。
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