先だっての土曜日、地元で行われたピアノ&バイオリンのコンサートに行ってきた。
瀬戸出身のバイオリニストと、羽田健太郎氏のジョイントコンサート。
有名曲が多いので、娘に聞かせるにはちょうどいいかと思って、奮発してチケットを買った。
これまでTVを通じてしか知らなかった羽田氏の音だが、生で聴いて見ると--
すごく力に溢れていて、美しい旋律は思い切り歌い(センチメンタル過剰なまでに)、激しいところは思い切り荒々しく(時にはミスタッチもあり)、音楽を非常に愛している方なのだと実感。
その表現方法については、気に入る人も気に入らない人あるだけうけど、とにかく音楽をめでるパワーがすごい。
また、作曲者でもあるためか、曲をすみずみまで理解して弾いているのがよくわかる。月光の3楽章でも、ただ激しいだけでなくて、これが主題、これが展開部、また主題が戻ってきたというふうに、ピンと来るような弾き方だった。
ショパンの軍隊ポロネーズも良かったな。パワフルだし、曲の面白さが存分に出ていたし。
一番面白かったのは、観客のリクエストに応じて、洋画のテーマ曲メドレーを即興で弾く企画。
聴きどころは曲のつなぎ目。必要に応じて拍子を変えたり、転調したり、その手際がお見事。
下のやんちゃ坊主はかなり退屈していて気の毒だったが、上の娘はひたすら「すごい」と聞き入っていた。ピアノを弾くって、心身ともに全身運動なのよ。もちろんびよらやバイオリンだってそうだけど。
羽田氏、来春には名フィルとラフマニノフの2番(もちろんピアノコンチェルト)を共演するらしい。
それなら、(以下毒舌につき、白字)
余計なお世話だけど、もう少しミスタッチは減らした方が……特に右手の高音部が危険区域。
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COMMENT
なるほどー。私も時々…
でも勢いと表現力で乗り切っちゃうのでしょうね。
音楽を家族で楽しめるのは良いなぁ。
気合いで連れて行った所で、喜んでもらえると、母はうれしいですよね。
(11/15投稿分)
Re:無題
ただいま、家族で音楽を楽しめるよう、子どもたちを洗脳中です。
もう少し大きくなったら、名古屋で開かれるコンサートにも連れて行ってやりたいな。
でも、そうなるとお財布が…! (>_<)
(11/16返信分)