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びおら弾きの微妙にズレた日々

大人のパート練習 その2

先週末のこと、祝祭管ビオラチームもついにパート練習をすることになった。場所は中村区の「アクテノン」という、かつての給水塔を再利用した円形の研修施設。鶴舞公園の噴水や奏楽堂をほうふつとさせる形で、初めて訪れるのにどこか懐かしい感じ。楽器の練習でも使えるが、演劇関係の方がよく使う施設のようだ。

ふつうは「パート練習」というと、外部講師を呼んだり団内トレーナーに指導を頼んだりして、弾けてない場所を弾けるようにすることが多いけれど、今回は一味違った。


たぶん、音を出す時間よりも、話をする時間の方が長かったと思う。
楽譜に記載されている事柄の確認事項とか、難所超えの裏ワザ(!)とか。

確認事項? なんのこっちゃ? と不思議に思われるだうが、今回弾く「ラインの黄金」の譜面はdivisionの別れ方が非常に複雑で、普通はプルート席の左右で分かれる(外側の人が上の音、内側の人が下の音)が、場所によっては前後で分けたり(前6人が上の音、後ろ6人が下の音)、前の8人だけで弾く指示があったり、1プルートごとに違う音を割り当てられたり、とにかく不規則。おまけに記載漏れや誤記も少なくないので、スコアと照合しながら正しい情報の確認がどうしても必要になる。あとは細かなボウイング変更の伝達など。地味な作業だけども、確実にやらなくてはいけない作業。
ふだんの練習では、なかなか人がそろわない上、伝達事項のためのまとまった時間をとることが難しいし、家でメールを受け取っても面倒な確認作業はつい後回しになりがちなので、パート練習は良い機会だった。

難所やマエストロに捕まった箇所については、どういう風にすればカウントしやすくなるか、あるいはリズムが取りやすくなるか、など、お互い知恵を出し合いながら練習。メンバーはすでに力量のある人が多く、そういう人達は難所も自力でどうにかできてしまうのだが、音取りや譜割りを読む段階で苦労している身としては、上手い人の知恵を借りられるのがありがたかった。

トレーナーに依頼して練習を見てもらえば早く確実に弾けるようになるのだけれど、仲間内で「あーでもないこーでもない」と解決方法を探る練習も面白いなあと思う。例えて言うなら、新幹線の旅と青春18切符の違い、だろうか。

パート練習の後はお約束の親睦会。バラエティに富んだ薩摩焼酎を出してくれるお店で、うんまい黒豚に舌鼓を打ちながら、楽しく和やかにオトナの飲み会。良いお酒だった。




ちなみに「大人のパート練習」その1はこちら(数年前、ブラリンオケにいたときの記録です)→

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