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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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間奏曲風に

現在、もの書きとビオラ弾き、両方の憑き物に取り付かれているらしい。
おかげで、日記のネタを見つける暇がない。
どっちも宿主の体力を吸い取ってゆくので、身体がへろへろしてきた。

もの書きの方は、ゴールが見えてきたが、ビオラの方がやっかいだ。何しろ今の相手はシベリウス。3連符どころか、4連符、2連符連発のオキテ破りの楽譜だ。
……と娘にぼやいたら、「4連符ってなに?」と聞かれた。「3拍子の場合、1小節の中に♪が3個はいるのが普通だけど、そこへ無理やり♪を4つ突っ込むこと」と言ったら、「そんな無茶な」と返ってきた。無茶はそれだけじゃない。ニ長調だと思っていたら、転調を重ねていつの間にか嬰へ長調(つまりファ♯から始まるドレミ)の音階を弾かされていたりする。
一番早いのは、曲をまるごと覚えることかも。楽譜を見ているだけじゃ埒があかない。
あさってが練習日なのに間に合うのか。
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今週のブラックジャック(Karte:57)

第57話 ピノコのお受験日記

ピノコがいじらしい話です。
前半の雰囲気から、ドタバタで終わるのかなーと思っていたら、意外に深い問題にぶちあたりました。

なんと室内楽をやるチャンスが!

のだめを読んで以来、室内楽やりたいなーと、思っていたら、本当にチャンスがやってきた。
所属オケが、3月に室内楽演奏会という団内企画を行うことになっていて、その時にモーツァルトのクラリネット五重奏をやるグループがあり、そこから「ビオラ募集」とお声がかかったのだ。

しかし、クラ5は楽譜を見るどころか、まともに聴いた覚えがない。そこで、顔見知りのメンバーの一人に連絡してみると、いきなり「お願いします~」だった。
話を聞いてみた限りでは、何とか弾けそうだったし、実は顔ぶれも見知った人ばかり。(名前がわからなかっただけ) なので、とりあえずは次の練習日に楽譜を持ってきてもらうことになった。

本番は3月4日。まずは、それまで何ごともないことを祈り、次に自分の腕がついてゆけることを祈る。
(昨年はとんだ事故があって、予定をキャンセルしまくったもんな)
これで、先日弾きそこねた「のだめ」演奏会のリベンジができるといいのだけど。

「森のピアノ」

のだめに引き続き、クラシックを扱ったコミックを読む。

いやー、同じ素材を扱っていながら、こんなに違う話になるなんて、と興味深かった。
のだめは、からっと笑える。おしゃれと馬鹿馬鹿しさとシリアスさがうまく同居している。
森のピアノは、泣いている場面がとても多くて、でも暖かい。そして、一昔前のスポ根の名残がちょっとあるかな。つまり、往年の名選手が無名の新人を見出して育てる話。

両者ともに共通しているのは、主人公の才能が、「そんなのありえなーい」と叫びたくなるほどにとんでもないこと。楽譜どおりには弾けていないのに、いたく人を感動させるという設定がよく似ている。
主人公に、そんな、誰もが憧れるような力を持たせるから、ファンタジーというか、コミックとして成り立っているんだろう。逆に、読者を楽しませるなら、そのぐらいずば抜けた魅力を持たせなくては、ということだな。

それにしても、カイくん、きれいな若者だな。その強さと美しさの裏に並々ならぬ努力がひそんでいるところもいい。

授業参観行ってきた

一年で一番寒いというこの時期に、学年最後の授業参観。
今回は、親も勉強することができて、なかなか面白かった。

一年生は、コンピュータールームにて、スライドを見ながら「きゅうしょくだいすき」という総合学習をする。
調理員しか入ることのできない調理室の様子を、スライドで見ながら、給食がどうやって作られるのかを学習。
大きななべやオールみたいな巨大しゃもじにまず驚き、給食1食分(全校生徒役500人)の材料の多さに驚き、また、クリームシチューのルーが手作りなのに驚く(親が)。
一年生はかわいい。スライドが変るたびに「おおー」とか「ぎゃー」とか叫び声をあげて驚く。そのあと騒ぎ出すのだが、栄養士の先生のお話が始まると、ちゃんと静かになるし、担任の先生に行儀が悪いとしかられると、(一応)なおして、きちんとすわる。もちろん、5秒もすればごそごそ動きはじめるのだが。
最後に、大きなバケツ一杯の食料が映し出された。
先生「これは何でしょう」
子どもたち「焼きそば!」
答えは、食べ残し。
それを聞いた一年生は神妙な顔になっていて、そこがまた可愛かった。だからといってお残しが減るわけではなさそうだけど。

一方、4年生のお姉ちゃんたちは、やはり総合学習で点字のことを学ぶ。
点字翻訳のボランティアの人たちに来ていただき、点字を打つ道具を実際に借りて、短い文章を自分で点字にしてみる。
私自身も、点字の道具を見たり、50音一覧を見たりするのは初めてで、興味深かった。
点字は、手話とは違い、ローマ字みたいに規則性があるので、意外と覚えやすいかもしれない。
そして、打つときと読むときでは、左右逆になるというのも初めて知った。このシステムを考え出した人はすごい。
なかなか面白い体験授業ではあったけれど、ここからもう一歩踏み込んで、目の見えない人たちがどんな感覚で暮らしているか、までやってくれると、もっと良かったな。

今月のつぶやき

ネタは切れてからが勝負です

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