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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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今週も第九

昨日の練習では、ようやく出席者が増え、ティンパニも入ってオーケストラらしい響きが出るようになっていた。
これでファーストVnがもう少し頑張ってくれれば、OKという感じ。
びおらの出席者も多くて、私は一番後ろの席で、エキストラの方と並んでひっそり(?)弾いていた。
後ろの席にすわると、管楽器がよく見えるし、金管やベースの音がよく聞こえる。
(だって、ホルンはすぐ隣に居るし、すぐ後ろにはベースがいるし)
真後ろのベースだけ音質が浮いてるなーと思ったら、その1本だけが5弦ベースだった。

人のことはさておき、自分は絶不調。集中力が出なくて、弾けるはずのところで落ちてばかりで冷や汗かきっぱなし。いやもう、先週はあまり楽器に触る時間がなかった上に、前日のお出かけその他で疲れがピークで……というのは言い訳。

早く本番終わらないかな。
でもって、早く次の曲の練習にとりかかりたい。だってシベ2だし。
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またまたアルペジョーネ

実はモーツァルトと一緒に、こんなCDも買ってしまった。→

アルペジョーネソナタに凝りつつあると書いたら、ある方から薦めていただいた版。
5弦のチェロピッコロで演奏されているのが興味深くて、えい、自分に贈る誕生日プレゼントだ、とばかりに勢いで買ってしまった。これで4種類目。

チェロピッコロの高音って、なかなか不思議な音色。びよらのA線よりはむしろバイオリンに近い鋭いひびきがする。でも上には抜けない音。低音は、普通のチェロみたい。
だから、聞いているとまるで2種類の弦楽器が演奏しているようで面白い。
また、伴奏に使われているピアノもバロック式のピアノフォルテだということで、やはり響きが独特。
曲全体のイメージとしては、セピア色の写真を見ているよう、といったらいいのかな。
ひなびた魅力。

モーツァルトがいっぱい

来年の定期演奏会で弾く曲が決まったので、それらの曲が入ったCDを某熱帯雨林で注文した。届いた箱を開けてみれば、モーツァルトだらけ。

大ミサ曲に、序曲集、そしてピアノコンチェルト。

演奏会のプログラムはこんなかんじ。

モーツァルト 序曲「コシ・ファン・トゥッテ」
         モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」
         ピアノ協奏曲 第27番
シベリウス 交響曲第2番

モーツァルトの3曲を集めようとすると、どうしてもCD3枚を買わなくてはいけない。どうせならカップリングの美味しそうなものをと考えた。(モテットは大ミサ曲の後ろにくっついていたし、Pコンは25番とのカップリング)

3枚のなかで一番気に入ったのはピアノコンチェルト。→
内田光子のピアノが心に染み入る。モーツァルトがヒーリングにも効くのだと初めて納得した。

あ、でも今聞いているモテットもいいなあ。ソプラノ歌手(マリア・シュターダー)の声がすてき。

羽田健太郎のコンサート

先だっての土曜日、地元で行われたピアノ&バイオリンのコンサートに行ってきた。
瀬戸出身のバイオリニストと、羽田健太郎氏のジョイントコンサート。
有名曲が多いので、娘に聞かせるにはちょうどいいかと思って、奮発してチケットを買った。

これまでTVを通じてしか知らなかった羽田氏の音だが、生で聴いて見ると--
すごく力に溢れていて、美しい旋律は思い切り歌い(センチメンタル過剰なまでに)、激しいところは思い切り荒々しく(時にはミスタッチもあり)、音楽を非常に愛している方なのだと実感。
その表現方法については、気に入る人も気に入らない人あるだけうけど、とにかく音楽をめでるパワーがすごい。
また、作曲者でもあるためか、曲をすみずみまで理解して弾いているのがよくわかる。月光の3楽章でも、ただ激しいだけでなくて、これが主題、これが展開部、また主題が戻ってきたというふうに、ピンと来るような弾き方だった。
ショパンの軍隊ポロネーズも良かったな。パワフルだし、曲の面白さが存分に出ていたし。
一番面白かったのは、観客のリクエストに応じて、洋画のテーマ曲メドレーを即興で弾く企画。
聴きどころは曲のつなぎ目。必要に応じて拍子を変えたり、転調したり、その手際がお見事。

下のやんちゃ坊主はかなり退屈していて気の毒だったが、上の娘はひたすら「すごい」と聞き入っていた。ピアノを弾くって、心身ともに全身運動なのよ。もちろんびよらやバイオリンだってそうだけど。

羽田氏、来春には名フィルとラフマニノフの2番(もちろんピアノコンチェルト)を共演するらしい。
それなら、(以下毒舌につき、白字)余計なお世話だけど、もう少しミスタッチは減らした方が……特に右手の高音部が危険区域。

究極の選択

昨日は、子どもたちをダンナにまかせ、第九の練習に行って来た。
調整に出したばかりとあって、きれいに鳴るのが嬉しい。そのせいか、時々入りを間違えてもあまり落ち込まなかったりする。(こらこら)

席はパートリーダーさんの隣で、休憩時間になると、彼はおもむろにバッハの無伴奏チェロ組曲の楽譜を持ってきた。びっくりしていると、「今、これにはまっているんですよ」と第二組曲のジーグ(6曲目)を弾いてくれた。
それがもう、渋くてカッコいいのなんのって。CDで聞いていると、BGM的に流れていってしまいそうなのに、生で聞くと、ため息もの。

また、このパートリーダーさん、いつも弓を2本持ってくる。ひとつは普通の(といっても決して安くはない)木製の弓。もう一つはカーボン製の弓(値段的には、木の弓の半額)。 どっちがいいのか決めかねているようで、練習中に代わる代わる使っては首をひねっている模様。
昨日は、練習が終わった後、トレーナーの先生に実際に弾いてもらっていた。バイオリン奏者であるこの先生がビオラを取り上げて弾き始めたのは、CPEバッハのビオラコンチェルト冒頭だったりするのがお茶目。
この曲はびよらだからこそ、良さが引き立つのよね。というつぷやきはさておき、2本の弓で同じ曲を弾いて見ると、なんとカーボン製の弓のほうが良く鳴る。ただし、非常に軽いので、扱いにくいのが難点。弓の重みを利用した弾き方ができないので、コントロールが難しい。弾きやすさでは木製の弓に軍配が上がる。
さて、音質をとるべきか、弾きやすさを取るべきか。
第九の本番でチェックしてみよう。(人事だと思って…/汗)

今月のつぶやき

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