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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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Valse Triste (悲しきワルツ)

先日、某サイト様で、キリ番の記念品としてCDをいただいた。
その中にシベリウスの「悲しきワルツ」が入っていて、これが管理人の大好きな曲だったりする。

このワルツには物語があって、ある青年が死の床についている母を看病している。青年がうたた寝している間に死神がやってきて、母は死神を自分の夫と間違えて一緒にワルツを踊る。青年が目覚めてみると、母は亡くなっていたという話である。

管理人が背景の物語を知ったのはつい最近で、曲そのものは学生の頃から好きだった。演奏会のアンコールでぜひ弾いてみたかったが、いかんせん当時は指揮者の趣向によりハンガリア舞曲ばかりで……。
シベリウスの小品のなかで、悲しきワルツと並んで好きなのがトゥオネラの白鳥。これはコーラングレイ(またはイングリッシュホルン)の音色が何とも素敵で、北国の湖で、青い水面をただよう一羽の白鳥の姿がいやでも浮かんでくる。

伝説に基づいた壮大な組曲をいくつも書いているシベリウスだが、小品は透明感と哀愁が見事に混じり合って、やはり天才は何を書いても素晴らしいのかとうなってしまうのだった。

読み終わったあとに「悲しきワルツ」がBGMとしてぴったりな、そんな物語を書いてみたいと密かな野望をいだいているのはここだけの話。
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どうしよう

某熱帯雨林でこんなものを見つけてしまった

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00092QSPK/ref=ase_mvd0506_20-22/249-2456691-5049137

もう卒業したと思っていたのに、レビューを見ると激しく心が動く。
小田さんが、ポップスの名曲を、しかもスタジオライブで歌うのか!

でも、ボリュームがある分、値段もそれなりにするし。
こんな時のためのへそくりだけど、でもなあ。
ゆっくり見る時間はとれるんだろうか。

どうしよう……どうしよう……どうしよう……(以下エンドレス)

ちょっとは弾けるようになったかな

昨日はオケの練習日。弦のみが集まっての分奏が中心。
「売られた花嫁」と田園の1・3楽章を中心に練習する。

びおらが二人しかいなかった前回とは違って、強力メンバーが4人来たので助かった。
もちろん、自分的にも多少は弾けるようになった(はず)。
それとも、季節が良くなったので指の動きが良くなっただけかな。

ようやく曲の全体像がつかめるようになった感じ。
全体がつかめると、自分がどんな音を出せばいいのか自然とわかってくる。
そうすると、やっとアンサンブルの面白さが実感できるようになる。
特に田園みたいな古典的な曲はアンサンブルが命だから。
もちろんアンサンブルを楽しむには、基礎的な技術がしっかり身に付いていないとだめなんだけど。

再来週は本番指揮者が来る予定。
それまでには、うねうね続く2楽章の16分音符を何とかしなくては。そのためには冗談抜きで指に筋肉がつくぐらい練習しないとね。

指にどれだけ筋肉がついているかを知る方法→
手のひらを下にして、机など、平らな場所に置く。
親指から順に一本ずつ自力で浮かせてみる。このとき、他の指が動いてはいけない。
親指、人差し指、中指までは楽勝なはず。小指もたぶん大丈夫。
しかし、薬指が単独で動くだろうか。中指といっしょでないと持ち上がらないということはないだろうか。
このとき、薬指が動かないのは、指に筋肉がついていないからなのだそうだ。
少し(例えば5ミリぐらい)浮かせると、少しは筋肉がついている。
指を動かす練習をして筋肉がつくと、ちゃんと薬指も単独で浮かすことができるようになる。

……と、昔コントラバス奏者の人に教えて貰った。
私の場合は4センチぐらい持ち上がる。でもとなりの中指に比べたらまだまだ。
弦バスを弾こうと思ったら、指の力も握力も相当必要だろうな。あの太い弦をしっかり押さえなきゃいけないんだから。

季節の変わり目にご用心

といっても花粉症のことではなく。

最近急に暖かくなったせいか、楽器の具合が少々おかしい。
先日の合奏で懲りたので、真面目に練習しようと楽器を取り出し、チューニングを確かめるために弦を弾いたらヘンな音がする。
びよーん。
これ何線?

D線が下がっているのはいつものことなので気にしないが、めったに狂わないA線がゆるんでいる。
なんだか嫌な予感がした。

キリキリとペグを巻いて、正しいAの音合わせ、手を離す。するとペグはあっという間にゆるんで、再び 「びよーん」。
もういちど音を合わせ、これでもかとペグをぎゅうと糸倉に押し込み、力技で止める。とりあえずOK。
つぎ、D線。これはいつもすぐに下がるクセがあるので、心して音を合わせたが、やはり手を離したとたんにペグがゆるむ。
何度もやり直していると、ビキッと嫌な音がして、さっき合わせたはずのA線がゆるんだ。(´ヘ`;)

こんなことを繰り返し、普段の数倍の手間をかけてチューニングを済ませたのだった。
それでもって、翌日はC線がゆるんでいたりする。
(ペグの滑り止めにはチョークが効く、と学生時代に教えてもらったことがあるが、一般家庭にチョークはない/涙)

楽器は素材を考えればわかるが、生き物と同じで、気候や天気に大きく左右される。
3週間ぐらい前まで、冷たく乾燥した空気に包まれていたのに、急に夏みたいな気温と湿度。
マイびおらも、タガが外れたんだろうな。

そういえば、この間の合奏では、コンミスがチューニングに手間取っていたっけ。
スチール弦はともかく、高級なガット弦なら余計に気温に敏感。温度が上がるとすぐ伸びる。
バイオリン族の楽器は日本の気候にあまり合わないと聞いたことがあったような。

泥沼にはまる

気がつけば、このブログ、2週間以上も放りっぱなし。
決してぼうっとしていたわけでなく、いろいろあったんです。

まずは4月24日の練習の話。
どうせ今日は団内トレーナーによる練習だから、と軽い気持ちで出かけたら大変な目にあった。
出席人数が少ない。2ndバイオリンが少ないのはいつものことだが、ビオラは私の他に、久しぶりに練習に来たというYさんのみ。
チェロは一人。コントラバスに至っては0。
その状態で弾くとどうなるか。
「弾けてるふり」が通用しなくなる。
というわけで、Yさんと二人、見事にはまった。
一番難儀したのが田園の二楽章。
そういえば、合奏でまともに通したのはこの日が初めてだ。
うねうね続く16分音符の伴奏がこんなにしんどいとは。
しかも、Vnの邪魔をしてはいけないという。
2楽章の成否は16分音符の伴奏にかかっているとまで!
(そんなの言われなくてもわかっているよ……と負け犬の遠吠え)
びおらって技術と同じぐらい体力が必要なんだと痛感した。

ほかにも、入りを間違える&落ちる&音程が合わない
などなどびよらジョークをそのままやってきた。
びおらだけでなく、ちぇろも同じような感じだったことを付け加えておこう。

今月のつぶやき

ネタは切れてからが勝負です

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